婚活サイト3か月で500人にメール送り遂に幸運の女神が

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 画像は、結婚当時の正真正銘の妻です。性格は勝ち気ですが優しいです。
 知り合った当時の私は既に40代後半、妻は30代後半で、どちらも「結婚しなくちゃ」という「必要性」で一致したので、お互い迷う余裕も無く、知り合って9か月後にはスピード入籍しました。

 知り合ったきっかけは婚活サイトでした。居住地が遠距離なので、実際に会ったのは日数にして数日程度、あとはパソコンのビデオチャットと電子メール(LINEどころかスマホもまだ有りませんでした。)でほぼ毎日やりとりを続けて(ロマンス詐欺じゃなくて良かったです。)、翌年の元旦に入籍しました。

 登録した婚活サイトは、世界規模で婚活事業を展開しているMという独身者限定のサービスでした。
 登録は、最初に詳細な自己情報の入力が求められます(身長、体重、国籍、学歴、宗教、趣味、職業、年収など。実名は不要ですがクレジットカード番号の登録が必須。写真は任意ですが載せなければ誰も見てくれません。)が、それさえ良しとして登録すれば、あとは見るだけなら全世界レベルで無制限に無料で閲覧出来ます。とにかくものすごい数の人が登録していて、検索すると画面の何ページにも渡って候補の写真が出ます。今のフェイスブックよりも刺激的です。全員が婚活の椅子取りゲーム、「妻の座、夫の座」の争奪争いの参加者ですから、パソコンの向こう側でみんな殺気立って検索しまくっているのです。

 ちょっと驚いたのは、海外は20代の若い女性が多かった事です。当時の日本では、お見合いで知り合っても「"見合い恋愛"です」なんて意味不明の事を言う人がいるほど、お見合いは「恋愛できない人がする最後の手段」みたいな風潮が有りましたが、海外の方が合理的でした。身近な数人の中から選ぶより、数万人、数十万人の中から選ぶ方がいいに決まっています。

 好みの相手が見つかったら、次は相手にメールを送るのですが、メールは月額2千円程度の有料会員にならないと使えません。それ以外には一切費用はかからないので、私は少し割安になる半年一括払いで支払う事にして、
「この半年以内に相手を決めてさっさと退会しよう。」
と決意しながら会費12,000円を支払いました。
 それからというもの、毎晩パソコンで検索をしまくって、これはと思った女性に片っ端からメールを出すも、年が年なので9割は返事無しの惨敗続きでした。

 そんな事を3か月間、毎晩繰り返して、500通メールを出しても駄目かと諦めかけた時、のちの妻になる彼女から返事が来ました。
 何はともあれ、先ずはビデオチャットで話してみようという事になり、結構イイ感じだと思ったので、私はその時点でもう結婚を決めました。妻も多分そうだったと思います。しばらく付き合ってみてとか、そういう検討をする余地は有りませんでした。年齢的に後が無いですから。
 その後、お互い一緒にサービスを退会ようという事で意見が一致して退会(登録していると新しいライバルが現れないとも限らないので。)。1回目の支払い期間の6か月以内だったか、あるいは次の6か月の間だったか忘れましたが、そこで結婚が確定状態になりました。

 結婚後、妻に、あの時他にメールがどのくらい来ていたのか聞いたら、何と全世界から1千通も来ていたと。しかも最初に私が送ったメールはスルーされて、私も手当たり次第にメールを送っていたので半分忘れていて、しばらくしてまた検索で出たので2通目のメールを送ったら、妻もそれに反応して返事をくれたのだという事が分かりました。
 最初の出会いから少し間を置く方が「当選確率」が高まる典型的なパターンに偶然ハマったのです。

 今でも、当時やりとりしたメールは全部保存していますが、結構ポエムな事も書いているので、自分でも恥ずかしくて見れません。

(つづく)
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