656.新社会人が押さえておくべき「名刺交換」8つのポイント
・コロナ禍で激減も…復活の兆し? 新社会人が押さえておくべき「名刺交換」8つのポイント コロナ禍によって激減した、対面での「名刺交換」の機会。しかし、コロナが落ち着いてきたとともに、「久しぶりに名刺交換をした」という人も増えつつあるのではないでしょうか。この春から社会に出た「新社会人」にも、遅かれ早かれ名刺交換の機会が訪れます。社会人らしく立ち振る舞うためにも、正しく身に付けておきたいビジネスマナーの一つです。
そこで、新社会人が早めに押さえておくべき「名刺交換のマナー」について、一般社団法人「マナー&プロトコル・日本伝統文化普及協会」(東京都港区)代表理事でマナーコンサルタントの西出ひろ子さんに聞きました。
名刺は「大切な分身」
Q.新社会人にとって、「名刺交換」はどのような意味を持つ行為・機会だと思われますか。
西出さん「まず、『名刺はその人の分身である』という考え方があります。従って、他者と自分の分身である名刺を丁重に取り扱う気持ち、姿勢が大切です。
次に、名刺にはメールアドレスや電話番号など貴重な情報が記載されています。その情報を渡し、頂けることに感謝するのも大事ですね。
これらを踏まえた上で、“ビジネスカード”といわれる名刺を交換することは、今後のビジネス構築や発展の第一歩となる行為です。人によっては、『初対面ですぐに名刺を渡さない』という人もいます。名刺を頂けることは当たり前と考えず、『交換してもらえたということは、ビジネスチャンスのチケットを頂いたありがたいこと』だと考えましょう」
Q.新社会人がなるべく早く身に付けておきたい「名刺交換」の基本的なマナーを教えて
0