あなたは今、名刺って持っていますか?
いま世の中で名刺交換でやりとりしているような名刺の内容で仕事や受注が取れるって思ってる人は考え方を変えなければ、いつまで経ってもうまく行かないままなんですね。
多くの人の名刺っていうのは、要は「売り込みマン」みたいな名刺なんですよ。
社名とか、業務内容とか、自分の肩書とかキャッチコピーみたいなのが書いてあるでしょ?
もうこういう名刺っていうのは、相手からすると「売り込まれる!」って思われて警戒されちゃうんですよね。
で、ここからがポイントなんですけど、例えば名刺交換っていうのはまぁ普通、初対面の人と交換しますよね?
で、ここで想像してほしいんですけど。初対面の人との名刺交換の
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最初の7秒で、その後の7年が決まる
って言われたら、怖いと思いません?
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例えばその後の7年間が「この人と会ったら売り込みをされそうな人」みたいに思われ続けるのと。
「この人は○○っていう分野の専門家でコレコレこういう時に役に立ちそうな人だ」とか。
「今は必要ないけど、いつかのためにこの人とはつながりを持っておきたいな」
って思われるのだったら、どっちがいいですか?
そりゃあ、後者のように「専門家」だって思われる方がいいですよね?
ということは、それを叶えるためには「初めの7秒で決まってしまう」って事なんですよ。
初めの7秒さえキチっとできてさえいれば、そのあと多少失敗しても上手くいくってことなんですよ。
例えばあなたが誰かと待ち合わせをしているとします。はじめて会う人と。
その時に、その人が1時間遅れてきたとしますよね?あなたはどう思いますか?
おそらく、次は無いですよね?それと同じなんですよ。
じゃあ今度は、誰かと約束した時に30分前にあなたが行ったとします。最初だから遅れちゃいけないって思って。
で、行ったら相手がもう到着していたらどう思います?
「何だこの人は!」って思いますよね?
「こいつやるな!」って思いますよね?
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だからすべて「初めの7秒」で
印象って決まっちゃうんですよ。
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たとえばさっきの遅れた人とビジネスがスタートしたとしても怖いですよね?納品が遅れるんじゃないか?とか、支払いも遅れるんじゃないか?とか。色んな面で不安になってきますよね?
でも、初めの出会った時にキチッとした人だったら、その後もキチッとしてくれそうな気がしますよね?
例えばその人が3回目に会った時に10分遅れたとするじゃないですか?そうしたらどう思います?
「たまたま用事があったのかな?」って思っちゃいません?許してあげられますよね?そういうもんなんですよ。
なので、「初め」というのはすごく大きいんですよ。どんなことに対しても。
それと同じで、この「7秒の成否」を分けるのが、さっきから言っている「ファーストアプローチ」なんですよ。
つまり
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それが名刺だったりホームページだったり
っていうのがファーストアプローチです
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例えば誰かから紹介を受けてあなたのホームページを見た時に、その時に胡散臭いものだったり怪しいなって思われたら、そのファーストアプローチの7秒間がその後の7年間を決定づけてしまうっていう事なんですよ。
だから、名刺だけではないんですよ。
チラシもそうですし、広告もそうですし、あとセミナーや交流会などでする自己紹介なんかもすごく影響してくるんですよ。
もう言ってみれば、それぞれの場面での「初めて」の場面はすべてって事です。
例えば、セミナーで会った人っているじゃないですか。あなたがセミナー講師だとして。
例えば、セミナーに集客する際に、セミナー講師のプロフィールとしていろんな実績を書いていたとしますよね。
でもそれを読んだ人は、セミナーに来た時にはもうあなたのそんな実績なんか忘れちゃってる可能性がありますよね?
そうしたら
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あらためてもう1回セミナー内で
「私はコレコレこういう分野の専門家です」と冒頭にドーンと伝えておくんですよ。
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そうすると、「あぁ、その分野のプロなんだ。専門家なんだ」と改めて気づきながらセミナーを聞いてくれるのと。
「誰だっけ、この人は?」「何だっけ?なんの専門の人だったっけ?」って思われながら聞かれるんだったら、どっちがいいですか?
ちゃんと専門家としての情報があって聞いてもらう方がいいですよね?でないと、のちの成約に影響しそうですよね?
それが影響するのが「初めの7秒」なんですよ。
。。。あなたはこのファーストアプローチで今までに「この人はイヤだったな」と思ったことがある人って、いましたか?
私の場合は、名刺交換した後にいきなり興味もないのに「この商品はなんとかかんとかで…」って話し出したりとか、交流会とかでも自分の事ばっかりアピールする人ですね。そういう人とはやっぱり付き合いたくないですよね。
でもね、その人の立場に立ってみるとやっぱりその人って本当に商品が売れなくて崖っぷちなんですよね。必死なんですよね。だから余計に売り込んでくるんですよ。
じゃあ、逆にいうと、「この人は良かったな」って思うような人っていましたか?
これについてね、1つ事例を出したいんですけど…
う~ん。。。ちょっと長くなりそう・・・
続きはまた次回に。