勤務先によっては、資格を持っていると「資格手当」として、月数千円から数万円を上乗せして支給する企業があります。
貰えるのであれば、貰いたい「資格手当」。
ですが、仕事しながら資格取得は無理!
と諦めている方も多いのではないでしょうか。
「仕事」も「勉強」も『慣れ』がキーポイント
普段従事している「仕事」において、新規の仕事か、または既存の仕事かの違いで、気持ちや姿勢も変わってくるのではないでしょうか。
特に新規の仕事の場合、手順や方法を身につけるところから始めるとなると、緊張したり、注意して行わなければならないというように、既存の仕事よりも気を遣うことが多いのではないかと思います。
だからといって、既存の仕事について「手を抜いている」というわけではありません。
心理的な側面からみると、
人に見られている場面において、既存の仕事、すなわち「慣れた仕事」は、「慣れない仕事」よりもパフォーマンス度が高いそうです。
「慣れた仕事」は、自信を持って取り組める、自信があるからやり甲斐もある、他人に自分の高いパフォーマンスを自信をもって見せられる、ということがあります。
翻って「慣れない仕事」は、自信が持てない、自信が持てないうえに完成度が低いので文句を言われるのではないか、という不安を抱く、というようにパフォーマンスを低下させる要素が多いです。
要は、慣れているか否かにより、パフォーマンスは変わる。
慣れないことについては、パフォーマンスを発揮するのは難しい、ということが言えます。
勉強についても同様で、勉強に慣れない段階では、自信が持てない、継続に不安があるといったマイナス要素が多く、それが挫折する原因にも繋がってしまいます。
逆に言えば、勉強か軌道に乗れば、進むべき方向が見えて、実力が付いた実感が持てると、ますます前向きになれる。この「軌道に乗せる」ということが、働きながら資格勉強を継続するうえでポイントとなります。
資格の勉強も「慣れる」ことから始める
資格の勉強を軌道に乗せるには、「慣れる」ことから勉強を始めることにより、軌道に「乗せやすく」することが大切です。
勉強となると、(無意識でも)「覚えよう」「覚えなければ」という意識が高くなってしまいます。
それが実は、挫折してしまう要因を自ら誘ってしまうのです。
資格試験は、試験独特の用語や表現を読み、正誤判断する必要があります。
そもそも、普段と違う用語に触れる時点で「慣れないこと」をしているので、初めから完璧に覚えようとすることに無理があるのですが、その点は意識していないと無意識のうちに「力んでしまう」ことになります。
試験独特の用語や表現も、繰り返し触れる中で「慣れて」くると、頭に入りやすくなります。また、試験範囲の知識が全体的に底上げされてくる中で、理解できることも多々あります。
よって、初めの勉強で「意味が分からない」「理解できない」ということで投げ出すのではなく、「慣れていないのだから、まずは『読むこと』から始めればいい」と、力まずに取り組み始めることが、勉強を継続するためにとても重要です。
そして、勉強を繰り返す中で、徐々に勉強に取り組む「精度」を上げていく。つまり最終的には、問題の選択肢を読んで単に〇か×かを判断するのではなく、正誤判断の根拠を示すことができるようにする。試験日当日までに、取り組んできた過去問の選択肢一つひとつについて、根拠を示すことができるようになるのが理想です。
この理想に近づけるためには、過去問やテキストの使い方、勉強を記録し活用する方法、自分なりの弱点を見つけたうえで弱点を「伸びしろ」にする方法を知るといった、「効率的な勉強法」を身につけることが大切です。