奨学金選考の小論文のコツ!【文字数/経済状況/テンプレート】

記事
学び
この時期は奨学金選考で悩む学生さんが多いのではないでしょうか?
学校の先生や教授、友達に頼る訳にもいかず、一人苦しんでいませんか?

そんな悩める学生さんに向けて!
今回はよくいただくご質問を基に、奨学金選考のための小論文のコツを伝授しようと思います。

【文字数はどの程度?】
文字数が400字であればその9割、360字程度は埋めましょう!
と、そんなテンプレのセリフをよく耳にしますが、埋めるという時点で選考には受かりません。

そもそも、本気で奨学金を狙いにくる学生があなたの他にも何万人といます。
その本気の小論文が300字程度なワケがありません。
むしろ、400字という限られた文字数の中でどのように自己表現をするべきかと頭を悩ませているのです。

つまり、必要字数は「あなたが表現したいことを最大化できる字数」と考えておきましょう。
無理して400字ギリギリにしていることも、採点者はお見通しなのですから。

【経済状況を表現すべき?】
これに関しては「NO!だけど、、、」です。
小論文のテーマが「あなたの経済状況」であればもちろん表現すべきなのですが、そうでない場合は、経済状況を表現するのは文字数の無駄です。

「大学で学びたいこと」というテーマで
「妹の高校進学に伴い、、父の休職に伴い、、」という話をしてしまうと、「結局あなたが大学で学びたいことって何なの!?」と思われてしまいます。

しかし!テーマを通して最終的に
「だからこそ私はあなたから奨学金を借りたいんです!」
と表明する必要はあります。
ではどのように表明するのか?
それはズバリ「奨学金財団のホームページ」に記載されています。
・品行方正な学生
・学ぶ意思の強い学生
・社会に貢献する学生
様々な学生像が載っていると思いますが「その学生こそ私なんだ!」と表現することが必要という訳です。

特に返済不要の給付型奨学金ともなれば「奨学金を給付する学生は、理想の学生像に見合う者であってほしい」と考えています。
そこで
「経済的に困っているから奨学金が欲しい・・・」という学生と
テーマに沿って自己表現がしっかりと出来る学生とでは、
後者に奨学金を給付したいと思ってしまうという訳です。
つまり、「経済的状況を直接的に表現するよりも、その財団が求める学生像を表現するべき」と考えておきましょう。

【書き方のテンプレートはある?】
正直言うとありません。
結局「テーマに沿った内容であるか」がポイントなので、テンプレートに落とし込めばOKという考えをするのは難しいのです。

ただし、必要な要素というものはあります。
①テーマに沿った主張
②その主張の根拠
③その具体例や経験
④結論(だから奨学金が必要だ)

例えば「大学で学びたいこと」がテーマであれば
①学びたいことは~である。
②なぜならば~だからだ。
③例えば~のような授業を通して、、、
④だから奨学金が必要だ。奨学金を使って~したい。
という感じですね。
この書き方が全てではありませんが、最低限これらの内容は欲しいところ。

以上、これらのことに留意しながら小論文の執筆に励みましょう!
自分の力を最大限に出し切るために何度も書き直してみましょうね。

次回は、実際の例文を添削しながらコツを再確認していきます!
奨学金の小論文が心配なら、是非私にご相談くださいね!


サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す