学校の先生も気の毒…

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こんにちは。
脱公務員キャリアコンサルタントのしーもです

今回は、こちらのニュースから↓

大阪府立堺東高校の野球部に所属していた男子生徒が今年4月、授業中にスマートフォンを使っていたとして、顧問を務める男性教員から「今後、野球部に関わるな」などと叱責を受け、約1か月間、試合と練習の参加が認められず、退部を余儀なくされた
これに対して、生徒の保護者が、
この教員について指導の一時停止や第三者機関による調査を大阪府教育委員会などに求めたが、聞き入れられなかった
納得のいかない保護者は、「顧問への給与は不当な公金支出にあたる」として住民監査請求を行った

というニュースです。(8月ごろの記事です)

ー住民監査請求??ー

ーそもそも住民監査請求って?ー
地方自治法第242条に定められているものですね。

(住民監査請求)
第二百四十二条 普通地方公共団体の住民は、当該普通地方公共団体の長若しくは委員会若しくは委員又は当該普通地方公共団体の職員について、違法若しくは不当な公金の支出、財産の取得、管理若しくは処分、契約の締結若しくは履行若しくは債務その他の義務の負担がある(当該行為がなされることが相当の確実さをもつて予測される場合を含む。)と認めるとき、又は違法若しくは不当に公金の賦課若しくは徴収若しくは財産の管理を怠る事実(以下「怠る事実」という。)があると認めるときは、これらを証する書面を添え、監査委員に対し、監査を求め、当該行為を防止し、若しくは是正し、若しくは当該怠る事実を改め、又は当該行為若しくは怠る事実によつて当該普通地方公共団体の被つた損害を補塡するために必要な措置を講ずべきことを請求することができる。

一般的によくあるのは、こんな予算の使い方(違法若しくは不当な公金の支出)はおかしいじゃないか!といって監査請求されるということがあると思います。

今回この保護者が監査請求しているのは、生徒を指導した教師への給与支給(公金の支出)が不当なものだと言っている訳です。

指導したことがおかしいと言っているのではなく、指導した教師に給料が支払われるのは不当だと言っています。

なぜそんなちょっとズレた感じになっているのでしょうか…

監査請求というのは、法に定められている通り、指導したことに対して不服を申し立てる制度ではありません。

教師の指導で不利益が生じた、損害を被ったというなら、その点について訴訟で争うのが本来のあり方だと思います…

だけど、そうはしない、しても認められないだろうし、訴訟の費用もかかる。
であれば、せめて腹いせに…
という気持ちがあったのかもしれないですね。

ーどうしてこれがニュースに?ー

また、この件がニュースになっていることにも違和感があります。

監査請求自体は、するのは勝手なんですが、どうして保護者が記者会見までしているのでしょうか。

行政の窓口としては、請求があったら受理して、事務処理を淡々と進めていくだけの話なので、いちいち報道機関にリリースすることもないのかなと思うんですが。

ということは、この保護者さんが、報道陣を呼んでことを大きくしているということなのでしょうか。

そうした方が、なにか意義があると思ってのことなのかもしれませんけど、どんな意義があるんでしょうか。

ー行き過ぎた指導なのか?ー

野球部の生徒(3年)が授業中にスマホを使用した
顧問の先生に叱責された
部活の参加を一ヶ月認められなかった
自主退部した
くらいしか、材料が無いのでわからないことも多いですが、それほど行き過ぎた指導ではないような気がします。

強制的に退部させられたとか、体罰を受けたとか、半年くらい参加させてもらえないとかなら、厳しすぎるかなとも思いますけど。
(そもそも体罰はダメな訳だし)

授業でルール違反をしたからといって、部活動に対する罰を与えるのは筋違いなのでは?
という気もしないではないですが…。

でも、学校は主として部活動をするための場所ではないのだから、授業に真面目に参加する気がないなら、部活動も参加しなくていいよ、というのもある意味当然ですね。

部活が学校生活の全て、みたいな考えの生徒もいるでしょうし、そうすると、授業でスマホ触っただけやのに、なんで部活禁止されなアカンねん!って自分の行いを反省する前に逆切れするのかもしれませんね。

ただ、報道では、退部を余儀なくされた、と書かれているのが気になります。
一ヶ月の部活禁止が、なぜ退部を余儀なくされることになるのか?

怪我して一ヶ月くらい参加できないことだってあるのではないかと思うんですけどね。

ここら辺は情報不足ですね。

ー先生のなり手不足に拍車??ー

こういうニュースを見るたびに、学校の先生って本当に大変なお仕事だなと思います。

先生のなり手が不足がますます深刻になるのではないかと心配します。

自分が学生だった時のことを振り返って、今さらですけど、本当にすみませんでした、という気持ちにすらなります。

「教育」という、本来のお仕事以外のことで振り回されることのなんと多いことか。

教育そのものについてクレームを受けるよりも、「躾」に対してクレームを受ける。

そもそも躾は家庭で行うべきもの。
代わりに叱ってくれてありがとうございました。
先生の手を煩わせてすみませんでした。
っていう、日本は一体どこへいってしまったのやら…
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