キャリコン実技面接試験対策-質問の4パターン-

キャリコン実技面接試験対策-質問の4パターン-

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コラム
こんにちは。
脱公務員キャリアコンサルタントのしーもです。

今回は、キャリアコンサルタント試験対策で、多くの受験者が難しく感じてしまう相談者への「質問」について、お話してみたいと思います。

ー受験者あるある⁈ー

面談においてどう問いかけるか――
つまり「質問の仕方」は、しっかり相談者の話を聴くことができるようになってきた次の段階として、非常に気になるポイントではないかと思います。

例えば、ロープレ練習をしていて、こんな傾向はありませんか?

クローズドクエスチョンばかりになる
事実確認ばかりになってしまう

これは受験者の皆さんにとっても、心当たりがある人も少なくないのではないでしょうか?

まずは質問のタイプ別の違いについて、おさらいしておきましょう。

ー質問のタイプ①ー

受験者の皆さんも養成講座で習ったと思いますが、
質問にはオープンクエスチョンとクローズドクエスチョンの2つのパターンがあります。

質問に対して、
はい・いいえ、で答えられるクローズドクエスチョン
はい・いいえ、では答えられないオープンクエスチョン
ですね。

では例えば、
「バナナ」
というキーワードで何か質問を考えてみてください。

Q:バナナは好きですか?
パッと思いつくのはこんな感じではないでしょうか?
あるいは、
Q:最近バナナを食べましたか?
など
いずれも、クローズドクエスチョンですね。

では、オープンクエスチョンならどうでしょう?
Q:最近いつバナナを食べましたか?
Q:どんな食べ方のバナナが好きですか?
とかでしょうか。

ー質問のタイプ②ー

オープンかクローズか、という問いかけ方の分類とは別に、質問するときには、相談者の感情に焦点を当てて、という風にも習ったのではないでしょうか?

つまり、質問内容が「事実」に関することか、「気持ち・感情」に関することかという分類もできるかと思います。

先ほどの、バナナの例で言うと、
バナナは好きですか?という問いは、気持ち・感情に対する質問ですね。

一方、
最近バナナを食べましたか?
最近いつバナナを食べましたか?
という問いは、いずれも事実に関する質問ということになります。

では、それを踏まえて、
「スマホ」
というキーワードで何か質問を考えてみましょう!

反射的にパッと思いついたものはなんだったでしょうか?
Q:どんなスマホを使っていますか?
Q:スマホの機種は何ですか?
Q:一日どれくらいスマホを使いますか?
すぐに思いつきそうな質問としてはこんな感じでしょうか。

これらはいずれも事実に関する質問ですね。
では、気持ち・感情に関する質問ならどんな問いになるでしょう?
Q:あなたにとってスマホはどんな価値がありますか?
Q:子供にスマホを持たせることをどう思いますか?
こんな感じでしょうか。

いずれも事実ではなく、相手の思っていること、感じていることを問いかける質問ですね。

ー質問の4パターンー

2つのタイプをそれぞれ掛け合わせると、質問のパターンとしては4つのパターンに分類されますね。

クローズ × 感情:バナナは好きですか?
クローズ × 事実:最近バナナを食べましたか?
オープン × 感情:バナナはどれくらい好きですか?
オープン × 事実:最近いつバナナを食べましたか?

例えば、「映画」というキーワードなら、
クローズ × 感情:映画は好きですか?
クローズ × 事実:一人で映画を観たんですか?
オープン × 感情:どんな映画が好きですか?
オープン × 事実:誰と映画を観ましたか?
という感じですね。

ー5W1Hでオープンにー

これを見ていただくと、質問をオープンにするためには、5W1Hを意識して質問するといいということがわかりますね。
What(なにを、どんなことを)
Who(だれが、だれと)
When(いつ、いつから)
Where(どこで、どこから)
Why(なぜ、どうして)
How(どのように、どれくらい)
質問を考えるときに、5W1Hで組み立てる習慣をつけておくといいかもしれませんね。

ー自分の傾向を知ろうー

まずは自分の「質問の傾向」を知ることが第一歩です。

例えば、ロープレ練習を録画したり、逐語記録をとって、自分がどんな質問を投げかけているかを分類してみてください。

クローズ or オープン/事実 or 感情の4つのパターンに分けて自分の面談中の問いかけを整理してみると、見えてくるものがあるのではないでしょうか。

画像3.png
自分では「感情」を意識しているつもりだったのに、実際にはほとんど「事実」質問ばかりだったり、オープンな問いかけが少なかったりすることに気づくかもしれません。

そうした自己理解を自分自身が率先して行う事こそが、大切ではないかと思います。

キャリアコンサルタントとしての技術に限らず、なにか技術上達をしたいと思うのなら、闇雲に前を向いて進むばかりではなく、きちんと自分の歩みを振り返りながら練習することが大切なのは間違いないです。

ましてやキャリアコンサルタントには、自己研鑽の場としてスーパービジョンというものもある訳ですから、資格取得前から自己の振り返りを行う習慣をつけていくというのも必要なことではないかと思います。

なので、ただただロープレばかりをひたすらこなすような練習方法はおススメいたしません。

振り返りによって自分を客観視する
自己理解が促進
自己一致する

そんなイメージが望ましいのではないでしょうか。

ーバランスが大事ー

全ての問いを”オープン×感情”にする必要もありません。

あくまで原則は「来談者中心」の姿勢ですから、“相手に合わせて臨機応変に”対応するものであって、こちらが主体で決めるものではないからです。
大事なのは、バランスと使い分けです。

ですが、使い分けようにも、まずは自分の傾向を知らなければ、使い分けることもできませんね。

今回は、基本的な質問のパターンについておさらいしてみました。

他にも、深める質問・広げる質問というように、アプローチする切り口によって、違うパターンの分類というものもある訳ですが、まずは、基本となる4つのパターンをしっかり自分の中に落とし込むことからやっていかれると良いでしょう。

これから、次回試験に向けて自己学習を進めていく際には、
きちんと自己分析をしながら学習していかれることをお勧めします。


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