弾き語り始めたい人向け アコギの選び方

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音声・音楽
こんにちは。
作編曲家、ギターリストの_HARU_です。

コロナが流行り始めて、おうち時間が増えたためか、弾き語りやギターやってみたいという方が大分増えてきました。

SNS上でも弾いてみた動画や歌ってみた動画でアコギを演奏している人をよく目にするようにもなりましたね。

今回はアコギ始めてみたい!という方向け「これだけ気をつけておけば滅多に失敗しない!」という購入のポイントをお伝えしていきます。


★ポイントその1 エントリーモデルは5万円〜10万円の間で考える

アコギはエレキと違い、弦を弾いた音がそのまま音になって出る生楽器。
機械で後から音がいじれない分、素材や作りの良さがダイレクトに反映されます。

言い換えれば、基本的には「値段が高い=良い音」という図式です。
とはいえいきなり20万円とかのギターを買う必要はありません(出せる人は出しても良いですが)。

名の通っているギターメーカーの多くは大体5万円くらいの値段からエントリーモデルを出しています。

この金額を下回るものは、安いラインで作られている可能性も高く、仕上げなども雑に処理されていることがほとんどです。

初心者向けセットと謳い2〜3万円でセット販売しているものは危険です。
それは恐らくギターの皮を被ったギターではない何かですw


★ポイントその2 買う時に「ネックの調整」をしてもらう

ギターのコードを押さえる左手側、にゅーっと竿のように伸びている部分のことを「ネック」と言います。

ネックは木で出来ているのですが、放っておくと曲がります
店頭や倉庫で長らく放置・かけっぱなしにされていたギターなんかは結構な確率でネックが曲がっています。

親切なお店であれば調整して出してくれるでしょうが、売ればいいと思っているお店の店員さんは何も言いません。

購入時には必ず
「ネック調整してもらえますか?」
と声を掛けるようにしてみてください。

ギターを購入する場面では、ほとんどの場合で無料でネックの調整を行ってくれるはずです。


★ポイントその3 「弦高を下げてください」とお願いする

これがアコギ購入時の最も大事なポイントと言っても過言ではありません。
弦高とは呼んで字の如く「弦が押さえるところまで浮いている高さ」のことです。

新品のアコギの場合にはまず間違いなく弦高は高めにセッティングされています。

「たかだか0.何ミリ〜数ミリの世界でしょ?そんな変わるの?」
と思う方もいると思いますが、全然違います!

ギター挫折者の3割くらいは弦高が高いせいでギターを演奏することができなかったのではと思うほどです。

弦高を下げる調整は別途料金がかかってしまうかもしれませんが、出すだけの価値は必ずあります。

特に女性の方やお子さんなど、握力に握力に自信のない方は是非お願いしましょう。

★最後に

販売されているギターを見ると「新品=最高の状態」だと思ってしまいがちです。ですが、実際はそうとは限らないのですよね。

是非アコギ購入の際には上記3つのポイントを重視してみてください。
たったこれだけですが、その後の練習に圧倒的な違いが出るはずです。
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