「志望動機を教えてください」
「ところで、どうして今回応募してくれたのですか?」
あー、きちゃいましたね。この質問。志望動機です。
苦手な人も多いのではないでしょうか。
私が面接官をしていても「こりゃすごい!」という回答にはなかなか巡り合えません。
そりゃそうですよね。
だって、転職したい理由なんて
「キラキラした明るい未来の為の転職です!御社最高です!」
のような前向きなものだけではないですから。
それは面接をする方も十分わかっています。
とはいえ、だからと言って答えないわけにはいきません!
志望動機に求められる事をしっかり理解し、自分に置き換え、面接に向けて準備しましょう!
志望動機は
「自分が求人にぴったりの存在ですというアピールの機会」と捉えます。
私はすごい人物です!とアピールしても反応はイマイチです。
例えば、そばを食べたいと思って注文したら焼肉が運ばれてきた。うれしい気もするが「これじゃないんだよなぁ。」という思いも残る。そう!これこれ!これが食べたかった!というぴったり感がほしいです。
つまり、こういう人に応募してほしかった!という要望に応えるぴったり感が志望動機にはほしいということです。
もう少し具体的にしていくと
「特に、今回の求人に私はぴったりの人物です。」というアピールが大切です。
経理のプロフェッショナルが欲しい!
という求人に
100人の部下をマネジメントした経験があります!
自分は日商簿記3級レベルですが…
とアピールしても響きにくいことは容易に想像できると思います。
「企業にぴったりであり、特に今回の求人にはぴったりです。だから御社を志望しました!」という志望理由を述べると効果的になります。
これまでの内容を踏まえて3つポイントをお伝えします。
1.自己PRと志望動機が整合している
PRするポイントと志望動機が整合している
PR:協調性があります
志望動機:プロとして一人で営業成績を達成します
これだと整合していませんね。
PR:問題解決力を培ってきました
志望動機:未経験業務にも積極的に取り組みます
これだと整合しています。
2.企業や求人が自分の興味にマッチしている
私は〇〇に興味がある。××に魅力を感じている。
貴社のホームページやSNS、業界誌を拝見しての理念やビジョン、商品やサービス、社員の声などが△△であることを知りました。私の興味とぴったりです。→だから長く働けます。
3.現職では達成できない思いを応募企業であれば達成できる
私はこういう人間になりたい。仕事をするにあたってこういうことが大切だと思っている。将来目指したいキャリアは〇〇。ですが、現職ではどうしても達成できない。その理由は××。貴社であれば△△だから達成できると考えています。
いかがでしょうか。志望動機を書けそうですか?書いてみた志望動機にどうしても納得できなかったら、ブラッシュアップのサービスは如何ですか?
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