1.事業計画書作成の参考ガイド
「中小企業省力化投資補助金」では、「事業計画書作成の参考ガイド」が公表されています。
小さい文字で書かれていますが、「必ずよく読んで計画書作成に取り組んでください」とあります。計画書を自力で作成する方は、これをきちんと熟読した方が良いでしょう。
2.計画書作成の際の注意点
先ほどの画像には、「本補助金の目的である「賃上げ」実現」と記載があります。
ご注意ください。この補助金は、「人件費の削減」を目指す計画は、補助対象外です。目指すのは、「生産性向上・賃金向上」です。
画像をご覧ください。「人手不足で低収益」と書かれていますよね。「人件費削減・人減らし」できるということは、「人手不足」ではないわけです。
審査基準だけでなく、補助事業終了後のノルマにも、賃上げがあります。「人件費の削減」を目指す会社は、別の補助金を利用する方が良いでしょう。
3.実際の記載内容
まずは、「事業計画書作成の参考ガイド」の2ページ目をご覧ください。
・会社の強みや競争優位性は何ですか?
・経営課題は何ですか?
・省力化の設備投資をすることは、経営課題の解決につながっていますか。それがわかるように書いてありますか?
このように記載がありますが、項目はバラバラに書かれています。ただし、これらの内容は、実はつながっています。
①SWOT分析で、会社の強み・機会・弱み・脅威を整理する。
②市場環境では、競合の動向などを踏まえて、市場シェアがまだまだ獲得できることを説明する。
③人手不足が、市場シェア獲得のボトルネックになっている。
④だから、省力化の設備投資をして、経営課題の解決に取り組む。
本補助金は、こういうストーリー以外、ほぼあり得ません。このストーリーに合うように、「1.事業者の概要(現状分析・経営課題)」から作成していく必要があります。
さいごに
本補助金、最重要の審査基準は、様式3「事業計画書(その3)」や、「(別紙1)省力化計算シート」「(別紙2)省力化業務プロセス図」です。そこで、「計画書の作り方③」では、作り方のポイントをご紹介します。それではまた!