奨学金の利率上昇に思うこと

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コラム
らんFP相談室のらんです。

2月ももうじき半ばですね。2月といえば受験シーズンです。

近年、よく耳にする「政策金利の利上げ」ですが、奨学金の返済金利にも大きく影響が出てきています。

奨学金について、一般的に有名なものは、日本学生支援機構(JASSO)が支援している奨学金を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

奨学金のタイプは主に返済不要な給付型、返済が必要な貸与型の2つです。
貸与型には以下2つあります。

日本学生支援機構(JASSO)における貸与型奨学金の種類

1.第一種奨学金

 無利子で借りることができる奨学金。貸与条件が厳しい。

2.第二種奨学金

 有利子で借りることができる奨学金。第一種に比べると貸与条件が緩い。

日本の政策金利が利上げされていくなか、当然ながら後者である有利子の「第二種奨学金」の金利も引き上げられます。

有利子である「第二種奨学金」の利率方式は以下2つあります。

「第二種奨学金」の利率方式(※)

1.利率固定方式

 奨学金の貸与終了となる卒業時期に利率が決定、完済するまで利率は固定される。

2.利率見直し方式

 奨学金の貸与終了となる卒業時期に利率決定、以降おおむね5年ごとに利率が見直される。

※どちらの方式も上限利率が決まっており、利率は3%以上になることはありません

なんとびっくり、入学時には返済時の利率はわからないんですよね……。お金を借りているのに利率がわからない、つまりいくら返済すればよいか卒業時期にならないとわからないんですよね。

入学時に想定していた利率より上がり、利率固定方式であれば卒業時期に利率をふまえた返済額が明確になり、奨学金を返済していくことになるわけです。

わたし自身、奨学金を借り完済しました。
JASSOではありませんが、当時、親が無利子のものを探してきてくれました。これには本当に感謝しています。

ただ奨学金はやはり借金なので、借りないで済むのであれば借りない方がいいですし、10代の頃に思う「働き出したら返さないとな」という感情と、20代になり実際に働き出してから思う「月々の奨学金返済、思ったより負担だな」という感情は、異なるものがありました。
簡単に言うと奨学金というものを軽く考えていたな、と。
本人が借用人になりますからね。

奨学金は探せば都道府県、市区町村、民間、学校でも給付、貸与してくれる制度はあります。給付もしくは貸与条件などは各々異なる基準があると思いますが、ざっと思いつく限りでも以下でしょうか。

・本人の学力
・収入基準、世帯所得基準など
・ひとり親
・多子世帯
・借用人(本人)
・期間保証、連帯保証人、保証人

できることなら給付型の奨学金を、難しければご世帯にあった貸与条件で無利子のものを借りることができるとよいですよね。

教育は、親の所得に関係なく平等に受けることができ、かつ子供が負債を抱えない社会になればいいなと思っています。

それではまた次回!


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