こんにちは
日本列島梅雨に入りカビの存在を気にしている人も多くなってきました。
カビの大きさはどれくらいですか?と質問いただきましたのでご紹介したいと思います。
顕微鏡で観察した黒コウジカビ(黒いので観察しやすい)の写真です。黒くおおきくボンボンのようになっているところは肉眼でも観察できる大きさでだいたい髪の毛1本の太さになります。この部分は分生子といいたくさんの胞子が集まってる部分です。その周りに胞子一つ一つが観察できますがだいたい胞子の大きさは大きいもので1μmです。1mmの1000の1の大きさです。カビが見えるということは相当数の胞子が集まっているということになります。胞子一つあれば増殖することができるのでコウジカビを扱う場合はそれくらいの大きさの生物を扱っているという意識が必要になります。
麹を作る際は蒸した酒米にこの胞子をかけて育てます。とても神経の使う作業になります。増やしたいコウジカビを増やしていたつもりが別のカビを増やしてしまっていたということがないようにしなければなりません。
発酵食品を作るということは微生物を利用して管理して作るものなので十分に危険を理解したうえで扱う知識と行動が必要になります。もしもちょっとでも疑問がありましたら微生物の事を質問いただければと思います。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。