先日、私が尊敬している方が母校となる高校の卒業式に招待されました。
卒業生は、入学してからの3年間、コロナ感染の影響により楽しい思い出が少なかったので、教師が彼に対し熱烈にオファーを出したと聞いています。
彼は卒業式の参加にあたり「卒業してから50年も経っていて、自分のような年寄りが喜んでもらえるのだろうか」と不安を感じながらも、思い出づくりに一役かったそうです。
この話を聞いて自身も高校を卒業してから40年が経っていることに気が付きました。
私の母校は、もうじき廃校の予定です。
通っていたときの校舎は既に建て替えられ、そのため愛着が薄れていますが、それでも母校が無くなるのは寂しく感じています。
振返ると、私が通った保育所、小学校、中学校も全て廃止され、中には建物すら残っていないものもあります。
そんな私に執筆依頼がありました。
今年で102年の歴史ある学校がこの3月で幕を閉めるにあたり、学校紹介のブログの執筆になります。
縁は異なもの味なものと言ってしまうと、その学校に失礼かとも思いましたが、どうして私に依頼が回ってきたのか考えさせられました。
精一杯、学校の魅力を伝えたいと思っています。
この春、ご卒業の皆さんに心から賛辞を贈ります。
ご卒業おめでとうございます。