人相を学ぶ160 耳に細かい毛がたくさん生えてる人は長生きで健康です(耳有毫毛 定是長生之客)

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占い
日本にある占い方法の中に相手の顔を見て性格や運勢を判断する「人相占い」
という占いがあります。人相占いは人相学・人相術とも言われていて
中国語(漢文)の原典で「神異賦(しんいふ)」と呼ばれるものがあるのですが、
それを日本語に訳して、人相学を学んだ私が現代人の感覚で内容を
アレンジしたものを書いていきます。 人相学の古典の現代的な解釈です。


(160 耳有毫毛   「耳に毫毛が有るのは」
   定是長生之客 「是は長生の客と定める」)

「耳に細かい毛がたくさん生えている人は
 寿命の長い人だと決まっています」


耳(ミミ)とは、そのまま顔の両側に付いている「みみ」のことです。

「人間の頭に付いている音を聞くための器官である耳」のことです。


有(アル)とは、そのままの意味で「ある」ということです。

「持っている」とか、「事物が存在する」という意味です。


毫毛(ゴウモウ)とは、「細い毛」とか「非常に細い毛」という意味の言葉です。

「毫(ゴウ・コウ)という字には「筆の穂」とか「筆の穂先」という

意味があるそうです。


定(サダメル)とは、「決まる」「決定する」「規定する」という意味があります。


是(コレ)とは、この詩句では「である」とか「これ」という意味だと

私は解釈いたします。


長生(チョウセイ)とは、「長生きする」とか「寿命が長い」とか

「健康で長生きすること」という意味があるそうです。


之(ノ)とは、そのままの意味で「の」と解釈していいと思います。


客(キャク)とは、「訪問してきた人」「旅人」「他国から来た人」という

意味があり、他には「様々な活動に従事する人」という意味もあるそうです。

ですがこの詩句では客とは書いていますが単純に「人・者」という意味で

解釈してよさそうです。


之客(ノキャク)とは、本来なら「旅人」か「訪ねてきた人」という意味なのですが、

この詩句では「の人」とか「~の人は」という解釈をしていいと思います。



それではこの詩句を日本語の文章にしていきます。

上の句の「耳有毫毛」からです。


まずは、「耳(ミミ)に」と読んでいきます、次に「毫毛(ゴウモウ)が」と読みます。

次に「有(ア)るのは」と読みます。

これらを繋げると「耳に毫毛が有るのは」という文章にすることができます。


そして下の句の「定是長生之客」です。

まず「是(コレ)は」と読んでいきます、次に「長生(チョウセイ)の」と読み、

次に「之客(ノキャク)と」と読んで、最後に「定(サダ)めます」と読みます。

これらの語を繋げると「是は長生の客と定めます」という文章に

することができます。


これで上下の句を繋げると「耳に毫毛が有るのは、是は長生の客と定めます」

という文章にすることができます。

ただこの文章では一般の方には何を言っているのかわからないと思われますので

この後で人相学・人相術の知識を交えてもっとわかりやすい、

理解しやすい文章になるように現代的な解釈をしていきます。




それではこの詩句の意味の解釈をしてより分かりやすい文章にしていきます。

上の句の「耳に毫毛が有るのは」からです。


「耳に」はそのまま耳という意味で理解していいと思います。

その次の「毫毛(ゴウモウ)」ですが先ほども述べましたように、

この言葉は「細かい毛」とか「非常に細い毛」という意味があります。

そして次にそれが「有る」と述べています、

有るということはつまり「細かい毛が耳に生えている」ということだと思われます。


ただ、この神異賦の詩集にわざわざ書き残して説明するぐらいですから、

耳に細かい毛が少し生えているという程度ではないのだろうと私は思います。

耳にたくさん細かい毛が生えているのが周りにいる人からでも見てとれる、

意識して耳を見ればハッキリとわかるぐらい細かい毛がたくさん生えている、

というような状態の耳なのだろうと思うのです。


なのでこの上の句の私の解釈としては

「耳に細かい毛がたくさん生えている人は」という文章にすることにしました。



次に下の句の「是は長生の客と定める」を現代的に解釈していきます。

「是は」という言葉はそのまま「これは」という意味で取って良いと思います。

次の「長生の」というのは「長生きする」とか「寿命が長い」とか

「健康で長生きします」という意味ですので、

どの意味でとっても同じような意味なのでどれでもいいと思います。

次の「客」というのは本来なら「旅人」とか「他国から来た人」という

意味なのですが、これは漢文などでよくある表現の仕方をしているだけでして、

解釈としては「人」とか「者」という意味で取っていいと思います。

次に「定める」は、「決める」とか「決定する」という意味ですので、

この句の場合は「決まっている」というふうに解釈してもいいと思います。


ここまであげてきた言葉を繋げますと下の句は

「寿命の長い人だと決まっています」というような文章にできると私は思います。


これで上の句と下の句を繋げると

「耳に細かい毛がたくさん生えている人は、寿命の長い人だと決まっています」

というような意味の文章にすることができると思います。


これでわかりやすい文章にはできましたが、

この詩句が述べている人相の暗示についてはまだ説明をしておりませんので、

これからその人相の暗示の説明と解釈をしていきたいと思います。




それではこの詩句の人相の暗示の説明と実際のところはどうなのかとか、

人相学の教えではどうなっているのかなどを併せて述べていきたいと思います。


この詩句は他の人から見てわかるぐらい耳に毛が生えている場合のことを

説明している詩句なので、まずは耳に生える毛についてから説明いたします。

人相学・人相術では耳に生えている毛のことを

耳毫(ジゴウ)という言い方をすることもあるそうです。

私の知っている耳に生える毛の生え方は二種類あります。


ひとつは耳の全体にとても細くて短い産毛のような毛がたくさん生えている

耳毛の生え方です。

耳の肉の一番外側の耳輪の部分はもちろん生えていますし、

それだけでなく耳全体に細かい毛が生えている状態です。


この詩句が述べている「毫毛」という言葉は「細かい毛」とか

「非常に細かい毛」という意味があります。

ですので耳輪の部分や耳全体に細かい毛がたくさん生えているのは

このことを述べているのではないかと思われます。

この耳の毛が長生きや長寿の暗示のひとつと言われているものです。



次にもうひとつの耳の毛の生え方はある程度の年齢になってからなのですが、

だいたい50代ぐらい以降になってから生えてくるものだと言われていますが、

耳の穴から少し太めのしっかりとした毛が何本か

横に向かって出てくるという生え方があります。


これはその人を少し離れた位置から見てもハッキリと見えるぐらい、

しっかりとした太めの毛が何本か出てくる生え方なのです。

この耳穴から生えてくる毛は、最初に述べた細かい毛が

年齢を重ねたのちに太い毛に変化したものなのか、

それとも新たに別の毛が生えてくるのかはわかりません。

ただこの毛は毫毛とは言えないような太い毛なのです、

むしろ「豪毛」という字で書いた方がよいかもしれません。

この耳の毛も長生きや長寿の暗示と言われているものです。


ですがこの耳の穴から太めの毛が何本か出てくる生え方は、

50代以降から生えてきたものでないと

長寿や長生きができるとは判断できないとも言われています。


50代になる前に耳の穴から太い毛が生えてくるのは

せっかくの長寿の暗示が若い年齢の時期に早まって現れてしまい、

長生きの運気を先取りしてしまっていることの現れだから良くなくて、

逆に長生きができなくなるという考え方があるのだそうです。

このような説もあることを併せて書いておきます。



このように耳の毛はとても細かい毛の形のものと、

年を取ってから耳の穴から出てくる太い毛の二種類があります。



身内や他人の耳を意識して注意深く見たことが無い方が多いかもしれませんので、

耳に生える毛について私の知っている範囲になりますがもう少し説明いたします。


耳に細かい短い毛がたくさん生えている人は世間では思いのほか多いようです。

私も若い頃は耳にこの細かい毛が生えていました。

この細かい短い毛は年齢を重ねていくと段々と無くなっていってしまうことが

多いようです。

毎日の洗顔とか頭を洗う行為で自然に抜けていってしまうからなのか、

一度無くなってしまうともう生えてこないのかというのもわかりません。


また男性の場合は散髪やヘアカットのために

理容店(床屋さん)に行く人もいると思いますが、

通常の理容店は通常のサービスでカミソリで顔を剃ってもらえるのですが、

その時に耳の細かい毛も丁寧に剃ってくれます。

そのためなのか耳の細かい毛は無くなってしまう場合が多いです。

ですので耳に生えてる細かい毛を晩年まで維持できる人は少ないと思われます。



そしておもに50代以降に耳の穴から何本か出てくる太い毛についてですが、

この毛が生えているのはほとんどが男性です。


私もこの毛が生えている人を実際に見たことが何人かおりますし、

昔はテレビに出ているお年寄りの男性でも耳穴からの耳毛が出ている人が

結構おられました。


女性についてはこのような耳毛が生えている方は見たことがありません。

これは私の推測になりますが女性の場合はおそらくお顔のお手入れの際に

そんな耳毛が生えてきているのに気が付いたらすぐに

自分で剃るか抜くかしてしまうのではないかと思います。


それとこれはまったくの余談になりますが、

女性の方でも顔全体の産毛を一度に処理したいと思うのであれば、

通常の理容店に行ってお願いすれば顔全体の産毛を隅々まで

まとめて剃ってもらえると聞いたことがあります。

自分で処理をするのが肌の角度的に難しいデリケートな位置の産毛とか、

自分では意識の届きにくい顔の部位の産毛の処理などは

理容店でプロの理容師さんに剃ってもらうと安全で確実ではあると思います。


女性用エステなどで顔の産毛処理をお願いするのと

どちらが良いのか比較したことが無いので私にはわかりませんが

気になる方はネットで調べてみたら良いかもしれません。




ここまでだいぶ話が脱線してしまい申し訳ありませんでしたが、

この詩句の述べている暗示についての説明と解釈に戻りたいと思います。


「耳に細かい毛がたくさん生えている人は、寿命の長い人だと決まっています」

という内容の詩句ですが実際のところはどうかというと、

私がこれまで学んだり教わってきたことと、

これまでの経験などから言わせていただきますと、

耳に毛が生えているのがとても目立っていたとしても

それだけで長生きだとか長寿であると決めつけるのはよくないです。

耳に毛が生えていいるというだけで長生きであると決めるのは危険でもあります。


やはり顔全体、身体全体を見て、そこに長生きや長寿であることを示す暗示が

いくつか現れていて、それらにプラスして目立って耳に毛が生えているのならば、

その耳の毛は長生きの暗示のひとつであると考えてもいいと思います。

それぐらいの慎重さと心構えをもって判断をしていただきたいと思います。


私はこの耳に生えている毛の暗示は、

長生きや長寿であることを示す支持材料のなかの暗示のひとつとして

覚えておくぐらいでいいのではないかと思います。



ここで長生きできそうな暗示や長命だと思われる暗示について

書いておこうと思います。

他の詩句の説明のところでも書いていますが

まずは顔全体のバランスが取れていて、

特に鼻から下の口を含めた下顎全体の肉付きがよくてガッチリしていることです。

鼻から下の部分は人生の後半生や晩年の状態を暗示しますので、

この部分が貧弱だったり弱いと人生の後半や晩年に不安があります。


そして鼻から下の部分の肉付きが良くても、

その部分の「勢い」や「気配」に不安があるとやはり良いとは見れません。

勢いや気配とは「その人の顔を見たときの雰囲気」だと思ってください。

その鼻から下の下顎部分の雰囲気が元気がないとか、

なんか弱い感じがするとか、他と比べると薄暗く見えてしまうなどは、

すべて雰囲気が良くないということになります。

鼻から下の下顎の部分が肉付きがよくて肉の下の骨もしっかりしていて

ガッチリしているように見えても、その雰囲気に元気や勢いが無ければ

やはり良くない暗示と見なければならないです。


逆にこの部分の雰囲気が良くて、

とても元気な感じで押し出してくるような勢いがあれば

人生の後半生は良い運勢で長生きできるだろうと期待することができます。


他の暗示では眼を見たときに眼に力がないとか眼に元気が感じられないとか、

眼の光の具合が弱いとか眼の光がとても暗い感じがするのは、

これも運勢や体力が弱っている暗示のひとつなので良くありません。

それではその時点では長生きであるとは判断できません。


逆に眼に力がある、眼や眼つきに気迫や元気があるとか、

眼の光が強いとか眼の光が明るくて勢いがあるのならば、

その人は運勢が強くて体力もある場合が多いです。

そのようであればその時点では長生きできる暗示と見ることができます。



あと身体全体を見たときの注意点としては、

全身のバランスが取れていて太りすぎたり痩せすぎたりしていないことです。

太っていて肥満していればそれだけで病気のリスクが高まりますし、

痩せすぎていてもスタミナや体力や気力や精神力について心配がでてきます。

その人の全身全体を見たときに健康ではなさそうな雰囲気が感じられるのであれば、

その時点では健康的ではないという判断になるので、

長生きできるとか長寿であるなどの判断はしにくくなります。


逆に全身のバランスが取れていて肥満してるわけでもなく

痩せすぎてるわけでも無くて、普通の体形でいわゆる中肉の状態になっている。

そして全身全体を見たときにとても健康そうな雰囲気であるのならば、

その時点では健康的な人という判断になるので

長生きできるかもしれないという判断ができます。


ここまでに述べてきましたように

顔や全身に現れる長生きや長寿の暗示がありまして

それにプラスして耳に目立って細い毛がたくさん生えていたり、

50代以降に耳の穴から太い毛が生えてきて横に伸びているようであれば、

それらを重ね合わせて見て「この人は長生きするかもしれない」

と思ってもいいかもしれません。

このように複数の同じような暗示が多く現れていれば

その暗示が現実になる可能性が高くなると判断できます。



最期にこの文章を書くために調べものをしていたら

この詩句に関連している中国のことわざを見つけました、

私は少し面白いなと思いましたのでそれをここに書いておきます。


それは「眉毛は耳毛に及ばず耳毛は食い気に及ばず」

ということわざでした。


中国では眉毛と耳毛の状態は長生きできる人の暗示の現れとして

代表的らしいのですがそれよりも

「食欲が強い人が一番長生きします」というふうに述べています。

眉毛や耳毛よりも食欲のある人の方が強いですよ、という、

とても現実的なことわざでおもわずクスッと笑ってしまいました。


それではこれでこの詩句の説明と解釈を終わります。

ここまで読んでいただきましてありがとうございました。



耳    「みみ」のことです。

有    「ある」という意味です。

毫毛   「非常に細い毛」のことです。

定    「決まる、決定する」という意味です。

是    「これ / ~である」という意味です。

長生   「長生きする、長寿」という意味です。

之    「の」です。

客    ここでは「人・者」という意味です。

(人相を学ぶ160 耳有毫毛 定是長生之客 )



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