【無料公開】【塾なし合格ワザ】社会を効率的に倒す10の時短勉強法-その2‐白地図編

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白地図、勉強に使ってますか?

社会のなかでも、意外と覚えているようであいまいな都道府県の位置関係。
そう、あの県どこにある問題です。
・岐阜県
・鳥取県
・佐賀県
・山梨県
・岩手県
・栃木県
パッとどこにあるかイメージできますか?お子さまと話してみてください。
え、どこにあるかを指すツールがない。そうです。それなんです。
勉強に必要な「シャーペン・消しゴム・定規・ノート」なんかは必須で持っているのに「白地図」の大量コピーは持っていないとは何事ぞ!ということです。

「今回は、白地図を活用した社会の時短勉強法についてお話します」

県と県の位置関係がわかっていないという問題

日本の県の位置関係って、3年生ぐらいで覚えますよね。この辺はっきりわからない。白地図に県名と県庁所在地書くテストを合格するまで、何度でも追試的なのを取り組んでいると思います。そんなスパルタじゃなくなってる?
鳥取県と島根県の位置関係が覚えられない場合はちょっとしたコツがあります。

まず、広島県の位置は覚えてください。
で広島の上は「島」つながりで、島根県。島根県の隣が鳥取県。
鳥取県の下が岡山県という循環方式です。

では、栃木県が接している県はいくつある?
→4つです。(改めて調べてください)

では、
日本で最大の隣接県数を持つ県は?あるだけ答えてください。→長野県
またその隣接県数はいくつですか?→8つ(改めて調べてください)

なんて問題は出ないと思われがちですが、こういった類の内容を本文に埋め込んで、出題されることはありますね。こんな問題がでたらサービス問題で間違えたら、もったいなすぎるのです。

つまり、日本地図って県名・県庁所在地・その位置だけ覚えていても、役に立たないのです。具体的に脳内で可視化された状態で刻まれていないといけません。

そのためのトレーニングにふさわしいツールが白地図なのです。

白地図を手に入れよう

白地図は、ネットで検索するといくらでも出てきます。ダウンロードしてプリントアウトして、30枚ぐらいコピーを取っておくとよいでしょう。

白地図の使い方

勉強の隙間時間にトライアル系です。
【使い方】制限時間は15分
都道府県名・県庁所在地の名称を書く、ここから制限時間15分で始めます。
1)政令指定都市の名称を書く
2)面積の多い都道府県、1位から5位まで
3)人口の多い都道府県、1位から5位まで
などです。

テーマは親が決めます。じつはこれ、地理の勉強に繋がっていきます。
事前準備は、親が予備知識仕入れておくこと
テーマは親が決めて、取り組むのですが、
上記の1~3以外にも、15分の時間を使って
・名産品を書く
・世界遺産について書く
・新幹線の路線を書く
・気温と雨量のグラフをコピーして貼る
・遺跡や古墳について書く(吉野ケ里遺跡や三内丸山遺跡など)
・工業地帯について書く
・山脈と高地と河川について書く
・郊外の発生した
 などについて取り組みます。

そこで親の元ネタになるいい参考書がコレ
「100%丸暗記小学白地図&用語」受検研究社から800円で販売されています。
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激烈おすすめです。これは親のための本でもあります。
出題マシーンになれます。

すれ違い通信的に、子どもに
「日本で二番目に長い河川は?」とか
「輪中ってどのあたりの川で見られるの?」とか
「一年を通して降水量が少なくて、冬も暖かい気候はなんていうの?どこの都道府県?」

なんてクイズをだして、嫌な顔をされるというオプションもついています。

地理なんて、白地図一本でとことん脳内の知識をアウトプットさせて
いつも短期記憶を刺激し続ければいいんです。
だから、隙間時間にサクッと取り組むのがおすすめなのです。

覚える事がいつも覚えやすいところばかりになっていないか?

いわゆる暗記ものともいわれる、中学受験社会は公立中高一貫校狙いだと厄介な科目です。
分析と考察が求められる場面が多いと感じています。
たとえば、地理的な位置関係を知るということはこうした記述問題にも対応できる土壌がうまれてきます。

問題)製鉄所や石油化学コンビナートは海沿いに作られます。その理由とは?

答え)原材料を輸入したり輸出する際に、工場が海沿いにあると内陸よりも輸送にかかる時間と費用が安く済むから。

他にも、海沿いの理由として「水の代わりに海水を使う」・「土地を埋め立てて広げられる」などが考えられる。これは千葉県の市原市が石油化学コンビナートが多く、化学工業の割合が高いことにもつながっています。「千葉 市原市 石油化学」でググってください。

他にも、

問題)海岸沿いに本州を自転車で一周したい場合、本州にある都府県のうち通らない都府県はどこですか?→内陸にある都府県を問われています。

答え)群馬県、栃木県、埼玉県、長野県、山梨県、岐阜県、滋賀県、奈良県
これは白地図に内陸県だけを赤く塗って画像としても覚えるといいでしょう。

といった具合で、頭の体操的に地理を攻略していくワザのひとつとして
「白地図」があります。

【塾なし合格ワザ】社会を効率的に倒す10の時短勉強法-その2‐白地図編

【その1】まずは白地図をネットからダウンロードして、30枚ほど用意する
【その2】各種データ類も豊富な「100%丸暗記小学白地図&用語」を購入しておく
【その3】県名・県庁所在地を書くのはウォーミングアップとして、勉強時間に含まない
【その4】テーマを決めて15分で白地図に知っている情報をどんどん書き込む
【その5】丁寧な字で書き込み、ファイリングしてストックする
【その6】ストックしたファイルは改めて親が整理しアンチョコとして見られるように
【その7】採点・チェックは親がその2の参考書または学校の副読本を見て行う
【その8】嫌われるのは覚悟の上、通りすがりに子どもに問題を出す
【その9】間違えたこと、覚えていないことは週末にまとめて隙間時間に覚える
【その10】情報を点ではなく線にして繋がっていく状態で覚える

お得なおまけーあいまいな記憶をなくす方法
ひととおり白地図勉強を終えたら、30分ぐらい時間をとって、白地図に知っている情報を全部アウトプットするのがおすすめです。
勉強とは、覚えたことを脳の中からどれだけ出せるかが問われています。言語化してアウトプットできない情報はあいまいな記憶なのです。
あいまいな記憶は持っていてもほとんど意味がありません。
最初に書いた栃木県の場所がわからない、岐阜県の場所がわからない
そんなあいまいな記憶では時間のない入試本番では戦えません。
何となくの勉強をいますぐやめて、しっかりと定着する勉強方法を確立させてください。
やりかたがわからない方は、別途「教育相談」でご相談ください。

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