日々、耳を傾ける。。~多様性④ 部下の話に耳を傾ける~
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コラム
おはようございます。
はるつぐです。
一昨日は、
“傾聴”をすることで、自分とは違った他者の意見を受け入れることを通じて、
自分のことも受け入れやすくなったというお話をしました。
今日も、引き続き“傾聴”の話をしたいと思います。
自分の意見を一旦横において話を聴く
これは、本当に大事です。
特に部下社員を持つ管理者の立場に立つと、
部下社員の報告を聴く場面が多く、
この時に、“自分の意見を一旦横に置く”ということが、
難しくなります。
部下の報告が、悪い報告出会ったとき
→アドバイスしたくなります
つい、自分の聞きたいことを質問してしまいます
部下のアイデア提案してきたとき
→自分のアイデアを足したくなります
部下が優秀だったとき
→自分も能力があるんだ!と自己主張してしまいます
かつての自分は、そういう事ばかりやっていたような気がします。
しかし、コーチングを知り、“傾聴”をし続けるウチに、
段々と変化が起こってきます。
部下社員が、進んで報告してくるようになったんです。
それも、楽しげに。
「桜木さん!こんなことがあったんです」
「桜木さん。こういう事象があって報告なんですけど」
「桜木さん。今こんなことが課題で。。。」
これは驚きました。
私、思ったんです。
優秀な社員ほど、
「認められたい!」
と思っているんだって。
だから、自分のやったことは、進んで報告するんだって。
逆に自信のない社員は、
「相談したい」
って思っている。
だから、上司が“責めない”って分かってたら、
悪い情報も進んで報告しにくる。
その時の私は、
管理者の立場で出向に出ておりまして、
スキルなんてものは、出向会社の社員さんの方が、
ずっと上だったんです。
にも関わらず、
報告や相談をたくさんしてくるようになって。。。
私、その時に、分かったんです。
みんな「認めてもらいたい」んだって。
みんな「承認してもらいたい」んだって。
上司に話を聴いてもらうってコトは、
『その社員さんの“存在”を認めている』ってこととイコールなんだって。
今日も耳を傾ける。