こんにちは、クウ太郎です。普段はITエンジニアをしながら、ココナラで「否定しない傾聴・壁打ち相談」をお受けしています。
先日、スマホの使い方に困っている方の相談に乗るボランティアに参加してきました。
「スマホサポーター」という活動です。お一人あたり15分ほどで、3〜4人の方とお話ししました。 2時間くらいの時間でした。
今日は、そこで起きたことを書きます。
私が相談のときに何を考えて、どう接しているのかが、たぶんいちばん分かりやすく出た日だったからです。
来てくださったのは、ほとんどが年配の方でした
ご相談の内容は、こんな感じです。
カメラの写し方が分からない
アプリの使い方が分からない
ネットで買い物をしてみたい
ChatGPTを使ってみたい
最後のは、正直びっくりしました。AIの使い方を教えてほしい、という方が来られたんです。
ご自分から申し込まれた方もいれば、お子さんに「そういうのがあるから行っておいで」と言われて来られた方もいらっしゃいました。
「誰かに勧められて来た」という入り方は、私の相談でもよくあります。 自分からは動けないけれど、背中を押されて来てくださる。それで全然いいと思っています。
一度説明しただけでは、入っていきません
やってみて、はっきり分かったことがあります。
一度お伝えしただけでは、頭に入っていきません。
「まずこれを押して、次にこれをして」とお伝えします。その場ではうなずいてくださいます。
でも、次の一歩でもう止まります。
アイコンが何を意味しているのか、アプリがどういう順番で進むのか。そこが分からないので、少しずれると戻れなくなるんです。
そして、分からないものを無理に覚えようとするのは、本当に苦しいです。
四苦八苦して、たどり着けなくて、**「やっぱりスマホって難しいんだな」**というところに落ちていく。
これは、悩みごとでもまったく同じだと思っています。
そして、ご自分でこうおっしゃるんです
いちばん印象に残ったのは、この場面です。
うまくできなかったときに、ご自分でこうおっしゃいました。
「私、覚えられなくてダメなんですよ」
ここは、絶対に止めなければいけないところだと思いました。
なので、こうお伝えしました。
「全然ダメじゃないですよ。最初はみんな分からないですし、やり方の話なので、すぐに覚えられなくて当たり前です」
「何回も繰り返してやってみれば、それで大丈夫です」
これは、慰めで言っているのではありません。本当に、そういうものだからです。
そして、ここが今日いちばんお伝えしたいところです。
できない自分を責め始めると、全部のやる気がなくなります。
覚えられないことそのものより、「できない自分」という評価を自分に下してしまうことのほうが、はるかに大きな損なんです。
そうなると、もう一度やってみようという気持ちまで、まとめて持っていかれます。
私が相談でいちばん気をつけているのも、実はここです。
お話を伺っていると、多くの方がご自分に厳しい評価を下しています。まずそこを外していただくところから始めます。 それをしないまま先に進んでも、何も入っていきません。
ハードルは、こちらが下げます
もう一つ、心がけていることがあります。
ハードルを上げないことです。
「これができないと困りますよ」「ちゃんと覚えましょう」——こういう言い方は、一切しません。
ちょっとずつ、試しにやってみればいい。 それで十分だと思っています。
一度で覚えられないのは当たり前で、何度も繰り返せば、そのうち入ります。 それだけの話です。
同じことを何度聞いていただいても、まったく構いません。
これは相談でも同じで、同じ話を何度していただいても大丈夫です。 そもそも、一度で解決しないから悩みなんです。
やる気は、「意味」が見えたときに出ます
現場で、はっきり手応えがあったことがあります。
「使えるようになりましょう」では、人は動きません。
そうではなく、「これができると、こんないいことがありますよ」をお見せしたときに、表情が変わります。
私がお見せしたのは、こういうことです。
作りたい料理を言葉で伝えると、レシピが返ってくる
声で話しかけるだけでいい(文字を打たなくても使えます)
ここに行きたい、と言えば行き方を教えてくれる
手順ではなく、その先にあるものを見せる。 すると、「それなら、ちょっと覚えてみたい」に変わります。
悩みごとの相談も、まったく同じです。
「頑張りましょう」では動けません。「こうすると、この苦しさは無くなりそうですね」が見えたときに、はじめて足が出ます。
だから私は、話を聞いて終わりにせず、「では、具体的に何をやってみるか」まで一緒に決めます。
無理にやらなくても、いいと思っています
ここは、少し逆のことを書きます。
無理にやらなくても、いいと思っています。
スマホも、使えなくて生きていけないものではありません。 ただ便利なだけです。
だから、苦しくなるところまでやる必要はないと思っています。ご本人が「どうしてもやりたい」と思っていらっしゃるなら別ですが、そうでないなら、そこまで頑張らなくていい。
そして、これは悩みごとでも同じです。
今どうしても苦しいことは、一旦置いておいていいです。
今はどうにもならない、と分かっていること
考えるたびに、確実に消耗すること
期限もないのに、毎日思い出してしまうこと
逃げましょう、という話ではありません。順番の話です。
苦しいものを先に片づけようとして、動けないまま全部止まってしまうくらいなら、手が付くほうから先にやったほうが、結果的に早いです。
置いたものは、消えません。でも、体力が戻ってから戻ってくればいいんです。
「置いておく」という選択肢があること自体、あまり知られていないように思います。
クウ太郎の傾聴相談が選ばれる「3つの安心」
ココナラで相談相手をお探しの方の多くが、「どんな人が相手なのか分からない不安」を抱えていらっしゃいます。だからこそ、私は次の3つをお約束しています。
① 【否定ゼロ】どんな気持ちも、そのまま受け止めます
「こんなことで悩むなんて」「重いと思われそう」——そう思う必要はまったくありません。説教も、正論の押し付けもいたしません。まず「そう感じたんですね」と、100%そのままお受けします。
② 【ハードルは、こちらが下げます】
「ちゃんと話さなきゃ」と思う必要はありません。 まとまっていなくて構いませんし、同じ話を何度していただいても大丈夫です。 一度で解決しないのが悩みですから、それが普通です。急かすことも、無理に前に進めることもいたしません。
③ 【まとまっていなくてOK・匿名チャットから】
きれいにまとめていただく必要はありません。というより、まとまらないから苦しいのです。いきなりお電話は緊張するという方は、テキストチャットからどうぞ。匿名のままで構いません。
「自分はダメだ」だけは、引き受けないでください
うまくできないと、すぐ自分を責めてしまう方
「私なんて」が口ぐせになっている方
何度も同じことを聞くのが申し訳なくて、聞けずにいる方
苦しいことを抱えたまま、他のことまで手につかない方
誰かに背中を押されないと、動けそうにない方
お仕事のこと、職場の人間関係、恋愛のこと、ご家庭のこと。ジャンルは一切問いません。
ご準備はいりません。「うまく話せないんですけど……」のひと言からで大丈夫です。
否定しません。急かしません。ハードルも上げません。
最初はみんな分からないですし、一度で解決しないのが普通です。
ボランティアでお伝えしたことと、まったく同じことをお伝えします。年齢も、内容も関係ありません。
「自分はダメだ」だけは、引き受けないでください。
気が向いたときに、ぜひ覗いてみてください。お話しできるのを楽しみにしています。
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