柔らかい電波

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IT・テクノロジー
 見えないものというのはやはり理解がしづらいようでして、何でつながっていないのに情報が届くのだろうと、知識では解っているようでも考えてしまいます。
 とはいえ、もはや身の回りには無線機器がありふれており、意識もせずに便利の恩恵にあずかっている次第です。交通系ICカードのように電源供給もできたり、中には非接触で電波から電源供給する機器もあるようですね。

 さて、アナログのテレビ放送が停波になって久しいですが、AMラジオもそろそろ廃止になるようなニュースを見かけます。手巻きのアンテナや鉱石ラジオまではいかないですが、幼少の頃はキットのAMラジオを組み立てて、やはり音が鳴った時は感動した記憶がございます。
 10年以上前になるとおもいますが、弊組織の界隈ではソフトウェア無線というのが話題になったことがありました。高速なアナログ/デジタル変換を用い、キャリア周波数のままサンプリングしてソフトウェアの処理で復調を行う仕組みです。当時はコストが合わない算段で実務採用は行いませんでしたが、現在はどうなのでしょう。

 と、この二つの関連なのですが、AM停波したらラジオそのものや関連記事は過去の遺物になってしまうのかと感慨するとともに、あれ、AM変調だったらただの掛け算でよろしくね?とつながったのがいきさつでございます。

 というわけで、手持ちで高速なデジタル/アナログができそうなものはと探してみると、ESP32がございました。無印だけI2SとDACが連携しており、追い付くかどうかは抜きにして80Mhzのクロックが入りそうです。
transmitter.jpg
外付け部品はアナログ入力の分圧抵抗とカップリングのコンデンサーだけ!
アナログ入力を1秒に2000万回切り刻みます。(掛け算します。)
うまくいけばオレンジの線から柔らかい電波(ソフトウェア無線)が飛び出すはずです。ゆんゆん。

 ここで元も子もないことに気が付きました。まともに動くAMラジオがない!倉庫をあらさがしすれば出てくる気もしますが確証はないですし。。
 こっちもつくるか!と電子学習教材を引っ張り出したところやはりありました、AMラジオ。それでは組み立ててみます。

 お、鳴っている!?なんでしょう、、このデジタルとアナログ、古典技術と現代技術の融合、ハイファイ、ハイレゾなどという用語には足元にも及ばない再生なのですが、不思議な感覚と感動を味わう良い経験でございました。
(音声付きです。ノイズ注意)



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