データベースから値を抽出する際に、
値が同じセルを除外して抽出する方法をVBAではなく、
セル関数を利用したやり方を紹介します。
方法の核心部分は、ROW関数とMATCH関数を利用することです。
データが入力されているセルの行数をROW関数で表示させます。
MTCH関数では、
検索値を検索範囲から検索する際に、必ず最初に一致した行数を返すことを活用します。
つまり、
重複するセルが1つ目であれば、ROW関数とMTCH関数で返す値は
必ず一致するものの、
重複するセルになる場合には、ROW関数とMATCH関数が一致しません。
数式で記載すると、
ROW関数は見出し行を省くために-1しています。
ROW()-1 = MATCH(検索値,検索範囲,照合の種類)
上記の数式が一致すればそのセルの値は1種類目であり、
一致しなければ重複するセルの値になります。
最後にIF関数を利用して条件分岐を行い、
フィルターにかけると重複するセルの値を省いた
セルを抽出することができます。