人生の舞台

記事
コラム
 ジャズダンスの舞台を見てきました。プロではなくアマチュアです。習い始めて間もない人から、結構長くやっている人まで、いろいろです。
始めてから日の浅い人は、最初から最後まで一生懸命です。常に100%の力です。時折片足ターンなどでふらつくことがあります。
経験が長い人は、緩急のメリハリがしっかりしています。そしてムダな動きがほとんどないため、とてもきれいで安心して見ていられます。体の動きは止まっていても、集中力は切れていません。
 人生も似たようなところがあります。若いときは常に目一杯です。がむしゃらです。ムダな動きも多く、技術も未熟で見ていても心配です。
でも、そのがむしゃらなところが好感が持てます。
若いときはそれでいいのです。へんに手を抜いたり、小手先の技術を身につける必要はありません。走れるところまで全速力で走ってもいいのです。息が切れたら少し休んで、また息を整えればいいのです。
 若いときには若いときにしかできない踊り方(生き方)をしていけばいいのです。不器用で人とぶつかることもあります。がむしゃらに間違った方向に行ってしまうこともあります。つまずきます。こけます。汗びっしょりです。

 でも、びっくりするくらいジャンプできるのは若いうちだけです。
…… その一瞬会場がどよめきました。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す