コミュニケーションが苦手な人たちからすると、人と話すことは疲れることになります。そのときは目の前の相手と関わることでいっぱいなので、なかなか気づきませんが、家に帰ってくるとドッと疲れが出たりしますね。
たまにだったらいいんだけど一人でいた方が気楽。気をつかわなくていいから。
そのように思うことはありませんか。私は大いにありました。いや、今でも思うときがあります。その場合は、誰といると疲れがでるのか、疲れがでない相手はどんな仲間なのか、等々自己分析をしていきます。
人に気を使うことってマナーとしてだれでもあるんじゃないの?って思うかもしれません。たしかにそうですが、ここには相反する二通りの考え方があります。
ひとつは、相手を思い、相手が傷ついたり嫌な思いをしないよう配慮をすること
もうひとつは、相手が不快になることで機嫌を損ね、こちらへの対応が悪くなることを恐れ、そうならないよう先回りして接すること
これらは、表面上は同じように見えますが、心の中では真逆の動きになります。前者が他者を思う気持ちから、後者は自分を守る気持ちから。
どちらが良いというのはありませんが、後者の方がより疲れます。
ご自分はどちらに当てはまるでしょうか。
もし、人と接することで過度に疲れてしまうのなら…
それがどこから来ているのか、なぜそうしてしまうのかをまず吐き出してから心の中を紐解いていくことで、少しずつ自分を知っていき、価値観を認識して楽な方向へ変化していくことができます。
かといっても、自分の受け止め方や価値観を変えるって難しいですよね。
なので、最初は自分がどんなところに疲れてしまうのかを具体的に吐き出せるとこから始めるのがいいんじゃないかなと思います。
あの人と接することで、あんなところが嫌だったんだ!とは、大人になるとなかなか言えないもの。だって悪気はなかったんだし、とか私だっていけなかったんだし、とか相手が悪くない理由を作ってしまいがちです。
だからこそ安心できる専門の吐き出しの場で、本音を語っていくことをお勧めします。
傾聴カウンセリングなどの吐き出しの場では、良い人を装う必要はありません。むしろ本音で語ってくださった方が、聴いている方は心の内が分かって違和感なく受け止めることができます。本音を話すことって勇気がいることだと思いますが、そもそも自分の本音が分かってない人もいて、だからこそ自分の本心を知るために言葉で表現していくのがいいのです。
安心できる場で安心できる話をぜひしてみて下さい。あなたの生き方が少しずつ楽になっていきますよ。そうすることで自分の心の受け止める器が広がり、人と関わることもそれに伴い楽しくなってきます。時間はかかるかもしれませんが、付け刃ではなくあなたの心の軸が強く、しなやかになってきます。