9月になってしまいましたね。2022年も4分の3が過ぎました。
今年は私にとって色々なイベントがあり、9月半ばにもビッグイベント(渡仏・入学など)を控えています。
そんな中、ふと今日考えたことをお話ししようと思います。
「管理栄養士の地位確立」「管理栄養士の給料」についてです。
今までのブログでも記載しましたが、私は3年と少し、都内の大学病院で管理栄養士として働いていました。バリバリの臨床栄養です。栄養相談をやったり、入院患者さんの栄養管理をしたり、給食のアレルギー管理をしたり...
特にアレルギーに関する仕事は、自分のミスが人の生死に関わります。
そういった意識を持ちながら仕事をする上で培われた精神力ももちろんありますが、プレッシャーに押し潰されそうになったことも多々あります。
そんな時によく考えていたのは、「なぜ管理栄養士の給料は安いんだろう」ということです。
莫大な金額の取引を行う商談。これも責任重大です。世の中に存在するどんな仕事にも責任は伴います。
でも、命より大切なものはありません。
そして、食べることは、生きることです。
その命を扱っているのに、なぜ管理栄養士が高収入な業種の中に入ってこないのだろうということは常に疑問に思っていました。
管理栄養士の地位確立は、日本栄養士会などを筆頭に、組織的にも行われている取り組みです。そこでよく耳にするのは、
①基礎研究
↓
②いかに栄養が重要かを示すエビデンスを集める
↓
③それを発信していく
といったところでしょうか。
例えば、
「ICU(集中治療室)に入室するような状態の患者さんに、なるべく早く栄養的な介入を行うことで、治療効果が向上する」というエビデンスを揃える
↓
エビデンスが認識され、診療報酬として新しく算定が取れるようになる
↓
管理栄養士の病院での貢献度が高まる
のような流れです。
あくまでも病院栄養士の例ですが、食育を扱うにしても、食と心の健康を扱うにしても、流れは上記のようなものになるのではないかと思います。
しかしこれで、管理栄養士の重要性が徐々に浸透したとしても、それが管理栄養士全体の給料UPに直結しているかというと、そうではありません。
他に、管理栄養士の地位確立・給与UPを図る方法はないか?
私はこれからも考え続けるつもりです。
出版した本がヒットしたり、多数のメディアに引っ張りだこになったり、そういったケースで管理栄養士の仕事が認知されることはあると思います。
一方で私は、日本全国の管理栄養士さんに対し、仲間意識を持っており、みんな揃って地位確立や給与UPを目指せるのが理想的だと思っています。
それを実現したいと考える管理栄養士に求められることはなんでしょう?
私は、「管理栄養士以外のスキル」だと思います。
語学でもいいし、会計学でもいい、なんでもいいので、食以外の何かでスキルを持つ。
関連しないスキルの持ち合わせでも、この広い世の中、ニーズの多様化がすすむ世の中のどこかで、その人にしかない経験やアイディアを活かせる機会は来ると思うのです。
それを実行できた人々を見たときに、「そういえばこういう人って管理栄養士だよね」となったら、プロセスとしては直接的ではないかもしれませんが、ある意味、管理栄養士の地位確立に貢献するのではと考えます。
それができるような仕組みだったり、意識づけだったりを、提供できるような人になりたいです!
タイトルにもある、「なぜ管理栄養士の給料が低いか」。
これは、真っ当な評価を受けられていないからなのではないでしょうか。
考えることは本当に多々ありますが、本日はこれで終わりにいたします。
読んでいただきありがとうございました。