私はもう何者にもなる必要はないのです。「貴方がいて私」なのです。私にはそれだけあればいいのです。

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コラム
私は、
「私のことをこんなに理解してくれる人がいるんだ」と、貴方に恋をしました。

貴方が受け入れてくれたのが、とても嬉しかったのです。

貴方がこの空の下のどこかにいてくれるのなら、私はここで生きて行こうと決めたのです。




***


それまでの私はどこか死にたがりでした。
明日死んでもいいように生きていました。

だけど貴方を知って、私は現実には何も成していないと泣きました。
貴方の隣に立った時、見劣りするような存在だったら、自分で自分を許せないのです。

そこではじめて悔やみました。
何か1つでも、他の誰かを納得させられるようなものがあれば。と。
まぁ、そのように生きてきたのです。

明日死ぬつもりで。

何もなくて当然なのです。


また、その場では何者かになろうとしていました。
会社や何かのグループや、組織に属する時は。

家族と接する時だって。
彼らの過去からのイメージの私の延長でしかなかったのです。


たくさんの「私」がいました。

その場その場で、相手がそう思っている私であるように。

それは、私がそう思われたい。と、はじめたことでもあるのです。


***

でも、もう。

なんだかいいみたいです。

私はもう何者にもなる必要はないのです。


「貴方がいて私」

私にはそれだけあればいいのです。

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