スピリチュアルの本質は「足し算」ではなく「引き算」である

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スピリチュアルの本質は「足し算」ではなく「引き算」である、という話をします。


僕たちは通常、
「もっと幸せになりたい」「今のままではいけない」「現状を変える必要がある」と思うと、
勉強して資格を取ったり、教室に通ってスキルを身につけたりします。

スピリチュアルの探求も同じで、
「真理に至っていないのはスピリチュアルの知識が足りないからだ!」と思ってスピ本を読み漁ったり、
「まだ悟っていないのは修行が足りないからだ!」と思って瞑想やその他あらゆるスピリチュアルなワークを色々と試したりします。

これらの行動自体は悪いことではないのですが、
これらの行為に至った「前提となっている思考」
実はこれがスピリチュアルにおいては間違いなのです。

つまり、
「今の自分には欠けているものがあるから幸せではないのだ」と思っている。
「その欠けた部分を埋める何かを見つけられれば幸せになるはずだ」と思っている。
そのような思考。そのような前提。
これが間違いです。

このような、今現在の至らない自分の存在を前提とした「成長」という方向性、
「足し算」と表現しても良いですが、
スピリチュアルにおいてこの感覚は間違いです。
これはエゴの策略だということに気付いてください。

あなたが無意識的に感じている「欠けているはずの何か」。
あなたはその何かを満たすため、
様々な本を読み、知識を集め、スピリチュアルなワークを精力的にこなし、
その「不足しているはずの何か」を必死で追い求めます。

しかし、これがスピリチュアルの逆説なのですが、
これをやり続けている先に悟りはありません。

なぜなら、
「本当の自分は一切欠けることのない完璧な意識なのだ」
という認識に至ること。

これこそが悟りだからです。

ここで言う「本当の自分」というのは、
「神の子」または「ハイアーセルフ」と呼ばれる自己のことです。

つまり、
今のままの自分ですでに完璧なのだ、
ということ。

これを自覚することが悟りであり目覚めです。

ではこの自覚を得るために必要なことは、何なのか?

それは「間違った信念の取り消し」です。

それこそが「引き算」ということ。
すなわち「エゴの解体」です。



ここでよく話される例えが、太陽と雲の例えです。

太陽はこの地上から見ると雲に陰って見えなくなったりしますが、
本当はその雲の向こうでは無くなることなく常に輝きを放っています。

ですから太陽の輝きを取り戻すにはその邪魔な雲をどかすだけで良い
ということになります。

つまり、神(太陽)を顕現させるには
エゴ(雲)を解体するだけで良いのです。

これは足し算ではなく引き算です。



人間は自分自身が至らない存在だと思っていますから
色々とオプションのように今の自分に付け足そうとしますが(足し算)、

真実の自分は何も欠けるところのない完璧な存在であるので、
やるべきことは邪魔なものをどけるだけ(エゴの解体、引き算)
で良いのです。

そうすれば自然と本当の自分の完璧さが顕現し出します。
つまり悟ります。

様々な知識やスキルを持っている人は、それらや、それらを身に着けている「立派な自分」というアイデンティティを増長してしまいます。
執着する、ということです。
この世界からの執着をすべて手放した状態、これが悟りです。

ということは、悟りに近いのは「持っている人」ではなく
「持っていない人」なのです。

「持っていない」というのは、
「エゴを持っていない(信じていない)」ということ。

イエスが「心の貧しい人々は幸いである。天の国はその人たちのものである」と言った真意は、こういうことです。


悟りにいたるのは「足し算」ではなく「引き算」

覚えておいてくださいね。

読んでくださりありがとうございました。

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