内側=外側、の話。

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唐突ですが、みなさんはおみくじを引いたり占いをしてもらったことはありますか?

多くの人が、初詣に行くと今年の運勢を知りたくておみくじを引いたり、何か新しいことを始めようとしているときに、神社に成功祈願に行った際、おみくじを引いて今後の動向を見たりしているのではないでしょうか。

はたまた、占いの動画やアプリ、占い師さんのところへ行って占ってもらうことで背中を押してもらったり、いまはやめとこうと判断したり。

わたしもおみくじや占いは昔から大好きです。

以前は、おみくじは神様からの言葉だと思って、毎年初詣の際には引いてましたし。

占いも、占いで導かれた結果として、それが今後はそのようになっていくんだと思って聞いていました。

でも。

それは自分の外側に神様や占いの結果を見ていた、ということになるんですよね。

どういうことかと言うと。

おみくじは確かにその神社の神様からの言葉だし、占いの結果は、その占いによって導き出された「これからそうなっていくよ」という言葉であることは間違いないと思います。

しかし、おみくじにしても占いにしても、その言葉をそのタイミングで見たり聞いたりしたってことは、実は自分の中にその答えがあった、ということになります。

もう少し詳しく言いますね。

おみくじや占いじゃなくても、普段の生活の中で見たり聞いたりすることもそうです。

たとえば、奥さんが旦那さんに、料理教室を開きたいという話をしたとします。

そのときに、「お前にそんなことできるわけないだろ」と言われたら、奥さんの中にはまだ、「わたしに料理教室なんて無理」という、不安感情が残っているということなんです。

その、自分の中にある感情を、旦那さんの言葉を通して聞いたということになります。

奥さんの中に本当に不安や心配などがなく、心の中がクリアになっていればそのような言葉を聞くことはないし、聞いたとしても入ってきません。

これは、おみくじや占いでも同じことが言えます。

おみくじや占いで、あまり良くない結果が出たとします。

「今はやるべき時ではない、もう少し待て」みたいな。

もう一度言いますが、それは確かに、神様からの言葉や占いで導き出された結果であることは間違いありません。

ですが、その時そのタイミングで見たり聞いたりしたということは、それと自分の内側は実はリンクしていた、ということです。

何か新しいことを始めるのに、「今動き出して大丈夫かな、もう少し知識を蓄えてから動いた方がいいんじゃないかな」という不安や心配の感情が、おみくじや占いを通して出てきた・見た・聞いたということなんです。

そもそも、何かを始めるにあたって、自信満々で失敗も恐れないような人は、おみくじや占いに頼ったりだとか、まわりに相談するという思考すらないんですよね。

家族に言うにしても、「今年は○○するから」って、ただの報告みたいな。

自分の道は自分でどんどん切り開いていくんだと思います。

そして失敗しても、それを反省し、踏み台にしてさらに新しいことを進めていく。

でも、このような人ってなかなか少ないと思います。

大抵の人が、大なり小なり「こんなことして大丈夫かな、失敗しないかな、失敗したら家族に大迷惑をかけるんじゃないかな」って、不安・心配・恐怖などのネガティブ感情を持つんじゃないでしょうか。

こんな風に偉そうにブログに書いてますが、私自身もそうです。

それは持って当たり前です。

不安にも心配にもなるし、怖くもなります。

でも、それをおみくじや占いで、「やめておけ」と言われても、本当にやめるんではなく、「ああ、自分の中にまだそういう不安感情があるんだな、気づきをあたえてくれたな」と思って、神様や占い師さんには感謝して、自分の中のネガティブな思いを癒し昇華してあげれば、次に動くためのステップになります。

あなたには向いてないよ、失敗するよとか、まだ準備が足りないよの「やめておけ」ではなく、自分に気付きをあたえてくれるための「やめておけ」なんです。

そして、ネガティブ感情が昇華できた時点で、まだ準備が必要だと思えばすればいいですし、「えい!」と飛び込んでしまうのもありだと思います。

家族や周りにも、何も言わず突然やりだすとか、「○○するから」というただの報告ではなく、ちゃんと自分の想いが伝わるように、自分のやりたいことを丁寧に伝えるのが大事だと思います。

そうすれば、家族を始め周りの人たちも、目には見えない守護してくれている存在達も、きっと応援してくれるのではないでしょうか。

ということで、外側=内側の話でした。

今日も、最後まで読んでいただきありがとうございました(^^♪




















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