月曜日の朝、目を覚ましたとき、胸のあたりがずんと重たくなる。
「また一週間が始まってしまう」
「ちゃんとやれるだろうか」
「ああ、起きたくないな」
そんな気持ちで天井を見つめている時間、ありませんか。
そういう朝に限って、私たちはなぜか自分に厳しくなってしまいます。
「シャキッとしなきゃ」
「気合いを入れ直さないと」
「いいスタートを切らなきゃ、一週間がもたない」って。
でも、本当はそんなふうに自分を奮い立たせなくても大丈夫なのです。
月曜の朝に気が重いのは、あなたが弱いからではありません。
それだけ、平日に向き合うものをちゃんと抱えている証拠です。
何も背負っていない人は、月曜の朝にこんなに重たくなりません。
ちゃんとやりたい、迷惑をかけたくない、求められることに応えたい。
そう思っているあなただからこそ、一週間の始まりが重たく感じるのだと思います。
そしてもうひとつ、覚えておいてほしいことがあります。
月曜の朝に、特別なことなんて何ひとついらないのです。
気持ちを切り替えるための儀式も、やる気を出すためのおまじないも、今朝は必要ありません。
SNSで見かけるような「朝活」も、「丁寧な朝食」も、「ポジティブな一週間の宣言」も、しなくていい。
そんなものがなくても、月曜日はちゃんと始まりますし、ちゃんと過ぎていきます。
今朝のあなたに必要なのは、いつもと同じことを、いつものペースでやることだけです。
あたたかい飲み物をひと口飲む。
顔を洗って、服を着替える。
家を出る。
それだけで、もう今日のあなたは十分立派です。
笑顔じゃなくていい。
前向きじゃなくていい。
重たい足を引きずったままでいい。
電車の中でぼんやりしていても、職場で「おはようございます」がうまく言えなくても、それで価値が減ることはありません。
完璧な月曜の朝なんて、本当は誰も過ごしていないのです。
「気の重いまま、それでも家を出た」
それは決して小さなことではありません。
動きたくない朝に、それでも動いた。
そのこと自体が、もう今日いちばんの頑張りです。
特別なことをしようとすると、できなかった時に余計に落ち込んでしまいます。
だから今朝は、ハードルをうんと下げてください。
普通に起きて、普通に出かけて、普通に一日を過ごす。
それだけで、月曜日は十分合格点なのです。
どうか今朝は、自分に「特別じゃなくていいよ」と、そっと声をかけてあげてくださいね。