「外向的な人に比べて内向的な人は自己嫌悪に陥りがちですが、内向的も悪くないよ」ということが書かれています。
私は中途採用の人材エージェントをしていますので、内向的な求職者さんが転職相談にいらした時にどのように伴走すればよいかな? という視点で読みました。
個人的には、仕事ができる人や志望する企業へ内定を頂ける人について「外向的か、内向的か」はそれほど影響がない気がしています。仕事は一人でやるものではありません。勤め先の社風もあれば、一緒に働く上司や隣の社員との相性の方が重要と感じます。口下手だからと言って志望先に内定しないかというと、(よほどのことでない限り)問題ないと思います。
それよりも、若い人であれば熱意やポテンシャル、中堅層であれば経験や実績、スキルの方が重要です。
とはいえ内向的な方は「そんなことを言ったって、面接になると緊張して何もしゃべれなくなるんです」と思う方も多くいらっしゃるのではないでしょうか? そのような方には是非ともお勧めしたい本です。心構えや対策など、様々な角度からアドバイスを頂けます。