「子どもの頃にピアノを習っていたけど、もう何年も弾いていない」
「また弾いてみたいけど、何から始めればいいかわからない」
「昔は弾けたのに、今は全然指が動かない」
そんなふうに、大人になってからピアノを再開したいと思う方はとても多いです。
でも実は、まったくの初心者として始めるのとは違って、再開には再開ならではの難しさがあります。
昔の記憶が少し残っているからこそ、理想と今の自分のギャップに苦しくなってしまうこともあるんです。
結論から言うと、大人のピアノ再開は、最初の進め方さえ間違えなければ十分楽しめます。
この記事では、ブランクがある方が無理なく再開するためのポイントをわかりやすくまとめます。
大人がピアノを再開するときに最初に意識したいこと
まず大事なのは、昔の自分と比べすぎないことです。
子どもの頃に弾けていた曲が、今は思うように弾けない。
楽譜は読める気がするのに、指がついてこない。
それは珍しいことではありません。
ブランクがあると、
・譜読みの感覚は少し残っている
・音の雰囲気もなんとなくわかる
・でも指が動かない
・思ったより体が覚えていない
という状態になりやすいです。
ここで無理に昔のレベルに戻ろうとすると、再開がつらくなってしまいます。
だからこそ最初は、取り戻すことより、慣れ直すことを意識するのがおすすめです。
では、大人がピアノを再開するとき、何から始めればいいのでしょうか。
まずおすすめなのは、いきなり難しい曲に戻らないことです。
「昔弾いていたあの曲をもう一度やりたい」と思うのは自然です。
でも、最初からその曲に戻ると、思った以上に弾けなくて挫折しやすくなります。
再開直後は、まず
・片手で無理なく読める曲
・テンポがそこまで速くない曲
・音数が多すぎない曲
・短く区切って練習しやすい曲
から始める方がうまくいきやすいです。
これは遠回りに見えて、実は近道です。
最初に「弾ける感覚」を取り戻すと、その後の再開がぐっと楽になります。
次に大事なのが、指を戻すための練習を少し入れることです。
ブランクがある方は、曲だけ弾こうとすると指がもつれたり、思うように動かなかったりしやすいです。
だから最初の時期は、曲の練習だけでなく、簡単な指慣らしも入れるのが効果的です。
たとえば、
・5本の指を順番に動かす
・ゆっくりしたスケールを少しだけ弾く
・片手ずつで音を確認する
・左右のバランスを意識して弾く
こうした基本を少し入れるだけでも、感覚はかなり戻りやすくなります。
そしてもうひとつ大切なのが、1回の練習でやりすぎないことです。
大人の再開組の方は、やる気がある分、最初に頑張りすぎてしまうことがあります。
でも久しぶりのピアノは、頭よりも手や体の方が疲れやすいです。
再開したばかりの時期は、
・毎日10分〜20分でもOK
・1曲を通すより、短く区切る
・疲れる前に終わる
・次の日もまた弾ける状態を作る
このくらいの方が続きやすいです。
ピアノ再開でよくあるのが、
「昔はもっとできたのに」
「こんなに弾けなくなってるなんて」
と落ち込んでしまうことです。
でも、再開に必要なのは自信ではなく、今の自分に合ったやり方です。
特に大人は、仕事や家事、育児の合間に練習することが多いですよね。
だからこそ、気合いで乗り切るより、
・今どこでつまずいているのか
・何から戻せばいいのか
・次に何を練習すればいいのか
を整理することの方が大切です。
ここが曖昧なままだと、せっかく再開しても
「結局何をやればいいかわからない」
となって止まりやすくなります。
逆に言うと、やることが見えていると、ブランクがあっても再開はかなりスムーズになります。
もし今あなたが、
・昔習っていたピアノをもう一度始めたい
・独学で再開してみたけどうまく進まない
・自分に合う練習方法がわからない
・忙しい中でも効率よく感覚を戻したい
と感じているなら、最初に少しだけ方向を整理してもらうのはとてもおすすめです。
私のオンラインピアノレッスンでは、大人の再開組の方にも多くご利用いただいています。
特に大切にしているのは、ただその場で弾いて終わるのではなく、
・今の状態を確認する
・どこから戻すべきか整理する
・無理のない練習順を決める
ということです。
さらに、レッスン後にはあなた専用の1週間練習プログラムをお渡ししているので、
「レッスンは受けたけど、その後どう練習すればいいかわからない」
となりにくいのも特徴です。
大人のピアノ再開は、遅くありません。
むしろ、昔の経験があるからこそ楽しめることもたくさんあります。
ただし、昔の感覚だけで戻ろうとすると苦しくなりやすいです。
だからこそ、今の自分に合った始め方をすることが大切です。
ピアノをもう一度楽しみたい
ブランクがあるけど再開したい
そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。
今のあなたに合った進め方を、一緒に整理します。