投資っていいところしか語られないことが多い。
SNS界隈で昨年米国株の右肩上がりの状況で米株投資ブームになった。
初心者の人がリスクを理解せずにレバナスに投資をして年初からの下落に狼狽売りをして株式市場から退場。そんな人をたくさん見た。
今日は株式投資をする上で理解しておいてほしいリスクについて解説する。
①信用リスク:その企業が倒産するリスク
②流動性リスク:出来高が少なくて売買が成立しないリスク
③為替変動リスク:株取引で利益でも為替(ドル⇒円)で損するリスク
④価格変動リスク:価格が意に反して下がるリスク
⑤マーケット暴落リスク:世界中のマーケット全体が暴落するリスク
為替変動リスク以外は日本株取引のも同じリスクがあるぞ
信用リスク
これは、投資先の企業が倒産するリスクのこと。
その企業のビジネスモデルが強固か、業界で優位性があるかどうかを良く調べることで回避できる。
ただし、コンプライアンス違反など不正があった場合には株主の信用をなくして一気に株価が暴落してしまうこともある。
このため、個別株投資をする場合には十分に分散投資をしよう。
流動性リスク
出来高が少なくて売買が成立しないリスク。
売ろうとしても買ってくれる人がいない、
または
買おうとしても売ってくれる人がいない
という場合ね。
株式投資の仕組みはこう。
市場に流通している株式数は一定なので、売買したくても相手がいなかったら成立しない、
というわけ。
でも、米国株市場は世界の60%以上の投資金が集中してる。
そのため、流動性がとても高く、他の株式市場よりもそのリスクは低いと考えていい。
ただ、米国市場であっても、小型株に関しては売買している人が少ないので、売りたいタイミングで売ったり買ったりが出来ない可能性がある。
為替変動リスク
株取引で利益が出ていても為替(ドル⇒円)で損するリスクのことね。
買うのは米国株なので、証券会社の口座の中で円からドルに両替して米国株を買う。
利益確定した後円に再び戻さないと使えないよな。
そのとき、円高になっていた場合ドルから円に交換する時に利益が目減りしてしまうリスクは確かにある。
ただ、為替リスクを減らす方法はある。これは別記事で書こうと思う。
価格変動リスク
価格が意に反して下がるリスク。
そもそも価格変動を期待して株式投資をしているわけだよね。上がる方にだけど。
下がってしまっても、長期的には株価は必ず戻る・・・そう信じられる企業の株を買うこと。
そうすれば株価が下落しても、不安になることなく、
「これは今一時的に下がっているだけだ」
「むしろお買い得!買い増そう」
そう思えるよね。
マーケット暴落リスク
「自分が買っている株が業績が悪化してして・・・」
とかではなく、世界中がの株価が下落してしまうような市場全体が下落するもの。
例えばコロナショック、リーマンショックだ。
このような暴落リスクは常にあるということを知っておこう。
知っておいて、暴落が起きたときにはどうするか決めておくことで、リスクに対応できる。
このようなリスクは、頭の中に入れておこう。
5つのリスクを紹介したけど、これらのリスクを知って、その場合にはどうするかをあらかじめ決めておく・・・。
これが資産を守り、長期的に資産UPしていくために最も大切なことと言っていい。
おまけ
投資の格言に、
「人の行く裏に道あり花の山」
というものがある。
これは、人と同じことをしていても同じ結果しか得られない・・・。
ということを意味している。
日本株は未だに30年以上前の株価をちょっと超えただけ。
ほとんどの人は日本株や投資信託に投資をして、損をして終わり。
日本市場で投資する限り、日本株で投資している人と同じ結果しか得られない。
史上最高値を更新し続けている米国株市場に投資をすれば、大多数の人とは違う結果を得られる。
それでは良い投資を!
高いリターンを得られることを祈っております!
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