本日、2026年3月12日の為替相場は、米国の経済指標と原油価格の動向を受けた**「強いドル買い」**が鮮明な一日となっています。
📝 相場概況
昨晩のNY市場から本日朝にかけて、ドル円は一時158円98銭まで上昇し、心理的節目である159円を目前に控えた水準で推移しています。
米CPIの底堅さ 📊 米2月消費者物価指数(CPI)においてコア指数が市場予想を上回る底堅さを見せたことで、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ観測が後退。ドルの買い戻しを誘いました。
米長期金利の急伸 🇺🇸 米10年債入札の結果が不調(需要が弱い)に終わったことで、米長期金利が約1ヶ月ぶりの高水準へ上昇。金利差を意識した円売り・ドル買いが加速しています。
エネルギー価格の影響 🛢️ IEAによる石油備蓄放出の報道で一時原油価格が下落したものの、その後反発。これが日本の貿易赤字拡大懸念(輸入コスト増)を呼び起こし、さらなる円売りの材料となりました。
🔍 通貨別ショート考察
通貨ペア
現況
考察ポイント
ドル円 (USD/JPY)
158.90 - 159.00
上目線継続。 159円を突破すると、昨年高値が意識されるフェーズに。介入警戒感との戦い。
ユーロドル (EUR/USD)
1.1570 前後
軟調。 ドル高の波に押され、上値が重い展開。欧州の景気懸念も重石に。
ユーロ円 (EUR/JPY)
183.80 - 184.00
高止まり、円安
⚠️ 今後の注目点
「159円台」定着なるか?:オプション関連の防戦売りと、投機筋の買いがぶつかる激戦区です。
本邦当局の発言:円安ペースが早まっているため、財務省による「口先介入」のトーンが強まる可能性に注意。
💡 ワンポイント: > 現在は「米金利上昇+原油高」という、円にとって最も厳しいダブルパンチの状態です。押し目買い意欲は強いものの、政府の牽制発言が出た際の急落には十分な警戒が必要です。