本日も記事をご覧いただきありがとうございます。ひろです。
人について考えよう。
本日のテーマは、
「自分の行動を客観的に見る」
です。
琵琶湖でのバーベキューから一週間。早速、彼は僕のところへ訪ねてきました。
「そいじゃ、乾杯!」
「カンパーイ」
場所は知り合いの創作料理屋さん。
「オシャレなところ知ってますね」
「いえいえ。昔から来てるとこだから、久しぶりに顔出さないとって思ってたから」
ちょうど良かった。
「そいで、会社の人間関係っていうのはどんな感じ?」
「そうですね・・・」
ある程度の雑談をはさんで、早速本題に入る。
「実は・・・僕、会社でいじめられているかもしれないです」
「へぇ~。いじめかぁ・・・」
会社でもあるんだ。
「ちなみに何を扱ってる、どんな会社なの?」
「はい。自動車の販売です。社長含めて社員は5名。僕は今年入社しました」
小規模の会社か。
「どうやってそこに入社したの?」
「母親の紹介です。お母さんの親戚の旦那さんが経営されている会社で」
コネでの入社らしい。
「なるほど。いじめられていると思うのはどういうところかな?」
「はい。会社へ行ってもやらされることが、洗車とか。運転手とかだけなんです」
「なるほど。他の人と業務は違うの?」
「他の人はお客様に車を販売したりとか、あとお客様のアフターフォローとか」
「そうなんや。ちなみに、入社してどれくらい?」
「4月に入ったので、4ヶ月ぐらいです」
「他の人は?」
「みんな3年以上ですね」
「へぇ~」
周りの人とは、どうやら年齢も経験も離れてる様子。
「周りの人からはどういう風に言われてるの?」
「ちゃんとしろ。もっと動けとかですね」
「なぜそう言われると思うのかな?」
「分からないです。ちゃんとやってるのに」
周りの人の言っている『ちゃんと』と、本人が言っている『ちゃんと』
この言葉の違いがもしかしたら、誤解を生んでいるのかもしれない。
とりあえず・・・。
「もともと野球部だったよね?」
「はい。甲子園にも出る強豪校で、レギュラーでした」
「すごい!」
「いえいえ」
彼は照れくさそうにしている。
「上下関係とか厳しかったんじゃない?」
「はい。もちろん!」
「怒られる人と怒られない人っていた?」
「もちろんいました」
おっ、これはいけそうかな。
「怒られる人はどんな特徴があったかな?」
「そうですね・・・。規則を守らないとか」
「規則?」
「はい。遅刻しない。練習をちゃんとする。サボらない」
「強豪ならやる気がある人多いんじゃない?」
「そうですね。基本的に、やりたくて野球部に入っている人がほとんどなので。推薦とか」
ちゃんとしてる。
「それでも怒られる人はいたのかな?」
「そうですね。レギュラーとかは怒られますね」
「なんで怒られるの?」
「試合で打てなかったりとか。結果を残せない時ですね」
「なるほど。でも、レギュラーじゃない人はそこまで怒られないんじゃない?」
「はい。そもそも試合に出てないので。監督もあんまり見てないと思います」
人は関心がないものには、そこまで怒らない。
「ということは、会社で怒られるってことは、関心があるからじゃないの?」「え?」
彼は驚いた様子。
「野球部の時は怒られてた?」
「怒られてました。レギュラーだったので」
「結果を出せって?」
「はい」
「その結果って何を表してるか分かる?」
「えーっと・・・」
彼は腕を組んで考え始める。
「成績ですかね」
「成績って、例えば?」
「セカンド守ってたので、そこでの守備とか。バッティングで塁に出るとかですね」
ちゃんと理解してる。
「じゃあ、会社での成績って何を表してるかな?」
「それは売上・・・車を何台売るとかですかね」
「それはできてる?」
「いや、できてないですね」
結果を出さないと怒られる。
「なんか一緒なんですかね」
「ん?」
「会社も部活も・・・」
彼は視線を下に移して考えている。
「会社は家族や社員の生活がかかってる分、一生懸命かもしれないね」
僕の言葉に、彼は静かに頷いたのでした。
追伸
彼が言っていた「いじめ」という言葉。
これは自分がそう思った瞬間、認識した時から「いじめ」になってしまいます。
加害者が意識をしていなくても、本人が思ったらそうなる。
でも、
本当にいじめなのかどうかは、第三者の目も必要になります。
彼が第三者の目線で自分を見て、どう感じたのか。
続きます・・・。