土用の丑

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コラム
明日は土用の丑です。

今年の夏の土用の丑は
・7月23日(土)
・8月4日(木)
ですね。

実は土用の丑って春夏秋冬あります。

土用の丑といえばうなぎですよね!
うなぎの効能については以前お話しました。

うなぎを食べるというと夏をイメージしがちですが、実はうなぎの旬は初秋から冬にかけてです。
うなぎは冬眠をするため、冬眠前に栄養を蓄えます。なので、冬のほうが旬なのです。

では、なぜ夏の土用の丑にうなぎを食べるのでしょうか?

それは、江戸時代に「夏のうなぎがなかなか売れない」と、うなぎ屋が科学者平賀源内に相談をしたところ、平賀源内は当時デンキウナギに関する実験をしていたため「ウナギは滋養強壮に良いので夏にぴったりである」という看板を出そうということになり。
これが大ヒットして、今に語り継がれるまでになったのです。
つまり、江戸時代に行われたマーケティング戦術が今も続いているということなのですね。

うなぎの他にも、土用の丑に食べると良いとされているものがあります。
それは
・「う」がつく食べ物
・黒いもの
などと言われています。

黒い食べ物はちょっと思いつきませんが、「う」がつく食べ物で土用の丑によく食べられているものとしては、うどん、梅干し、瓜などが人気のようです。

また、食べ物ではありませんが、土用の丑の日には「土用風呂」といって、桃の葉を浮かべて入るものが江戸時代からの人気のようです。
これは桃の葉に含まれる成分が「あせも」や「日焼け」など、夏の肌トラブルに効くとされているためと言われています。
今はなかなか桃湯は見かけませんね。
でも、ぜひトライしたい季節のお風呂です。

夏バテ防止に、うなぎを食べてお風呂でさっぱり出来るといいですね。


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