この期に及んでも憲法9条にしがみつこうとする人たち-ウクライナ情勢と改憲

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ブログ友達のfurさんから、以下の質問をいただきました。

「ウクライナ問題に関しては、取り上げない、予定でしょうか。

仏独は批判を表明するだけで何もせず見捨てるのかと思ったら、迅速な対応でウクライナを支援表明したのでびっくりしました。

マクロンはプーチンに電話までかけたそうですね。行動力がすごい」

これに対する私の返答は次のとおりです(少しだけ修正しています)。

「おはようございます、furさん

フランスのマクロン大統領は、ロシア軍の侵攻開始前に、プーチンに会いに行って直接説得を試みることことまでしてますよ。

4mもある巨大な丸テーブルを囲んで長時間にわたって話し合っていました(フランスのニュースで見ました)。

説得は失敗に終わりましたが、本当に行動が迅速です。

なぜか日本のニュースではこのことにまったく触れませんし、政治家はウクライナとロシアの話し合いが重要だとか寝ぼけたことをいっていますが。

そういえば、だから憲法9条が大切だなんて、訳がわからないことをいってるのもいたな。

私は当分、ウクライナ問題は取り上げません。

昔からのいろいろな経緯があるようなのですが、よくわからないからです」

このように、私の粗雑な頭には荷が重いと思っていたのですが、久しぶりに散歩しながら考えていると気になることがあったので、今日取り上げることにしました。

ということで本題に入ります。

 まず、上に書いたフランスのマクロン大統領のことですが、彼は本当に2月7日にロシアに飛び、プーチンにウクライナ侵攻を思い止まるように説得を試みてます。

すごい行動力ですね。

 マクロン大統領に比べて、日本の政治家の言動は寝ぼけているとしかいいようがありません。

ところで、今回のロシア軍によるウクライナ侵攻を受けて、「憲法9条で国を守れるのか」、「抑止力に歯止めをかける9条の理念を堅持したままで平和は守れるのか」との議論が巻き起こっています。

共産党の志位和夫委員長はこれについて、「憲法9条をウクライナ問題と関係させて論ずるならば、仮に(ロシアの)プーチン大統領のようなリーダーが選ばれても、他国への侵略ができないようにするための条項が、憲法9条なのです」とツイート。

また、全労連も以下のような意見を表明。

「一体『憲法9条』をどんなものだと考えてらっしゃるのですか?

もしロシアに9条と同じようなものがあり、それがしっかり機能していれば、ロシアはウクライナに進攻できなかったでしょう。

憲法は国民が政府が勝手な行動をしないように縛るもの。9条は自国の政府が戦争を始めないように縛るものです」

当然ながら厳しい反論がありました。

たとえば、自民党の細野豪志元環境相は「論ずべきは、憲法9条があれば日本はウクライナのように他国から攻められることはないのかということ。残念ながら答えはノーだ。わが国を守るのは自衛力と同盟、そして同志国の存在。志位委員長のロジックでは他国のための憲法9条になってしまう」と発信しています。

まったくそのとおりですね。

護憲派は、本当に平和ボケ丸出し。

また、日本のニュースを見ていると、どうも多くの日本人は、他人事というか対岸の火事だと思っているような感じがします。

ロシアのプーチン大統領は、今回の侵攻の目的として、威圧され民族虐殺に遭っている人たちを守るためだとしたほか、ウクライナの「非軍事化と非ナチス化」を実現するのだとしています。

ここで、ネットで話題になった不確定ワオンさんのツイートを引用しましょう。

「これは本当に最悪のケースを想定した仮の話なんだけど、『沖縄は琉球国であり、我ら中国は日本からの独立を認める』という今のロシアと全く同じ理屈で日本が可能性が生まれたし、前例ができてしまったと僕は恐れているんだけど…考えすぎかな…?」

いかがですか。

私にはこの危惧がとても考えすぎとは思えません。

護憲派の人たちはこのごに及んでも現実を見ようとしないのでしょうか。

見なければ厳しい現実がなくなるわけではないのに。

ウクライナのような悲劇が日本を襲わないという保証はどこにもありません。

そして、日米安保条約があるとはいえ、そのときに米軍が助けてくれないという可能性も考えておかなければいけません。

結局のところ自分たちの国は自分たちで守るしかないのです。

私は、今回のウクライナ危機を機に、憲法改正とさらには核兵器保有を真剣に検討すべきだと思っています。

では
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