※この記事は、2019年8月20日に書いたものです。
8月12日に別れの予兆はやってきた。
「なんか頭に数字の818が浮かんでくるんですよね〜」
と8月12日にサロンにタロットを受けに来てくれた占い師のまきちゃんがそう言った。
「8月18日ってことかな〜?」と私。
「わかりません〜」ってまきちゃん。
「なんだろうね〜⁇」
私もなんだかとても気になって。
それから愛犬ゆめちゃんが、全く食欲がなくなってきてて。
ふと私の中によぎったのは…
もしかして 818は別れの日 ?
(まきちゃんにとっては違う意味だと思うけど、私にとってはそうなのかもしれないなと)
しかも15日にギターの先生から渡された課題曲が
「仰げば尊し」
思えば いととし この年月
今こそ 別れめ〜いざさらば〜
とゆめちゃんの横で練習しながら歌っている私。
これって 偶然…?
17日の夜からゆめちゃんが水もほとんど飲まなくなってきてて。
18日は私も朝からなんか変で、
ざわざわするっていうか。
心もとない感じで。
でも出かける予定が一日あったので、
出かけたのだけど、普段はすんなり行ける場所が何故だか迷ってしまい、遅刻。
お昼に持っていったおにぎりも食欲なくて、2個とも残した。
家への帰り道、車の中で突然泣けてきた。
無性に悲しくなって。
確実に別れの予感がした。
ゆめちゃんはそれからも全く水も飲もうとしない。
せめてもと、スポイトで口の中に入れてあげるのだけど、潤す程度で飲もうとはしない。
もうここ何週間も息は荒いまま。
だけど、夜12時近くなっても息はしている。
18日ではなかったのかな。
それはそれで良かったけど✨
それなら、次の日のこともあるからと
私はクーラーの効いた部屋で寝るのは苦手なので、二階の寝室で寝ることにした。
しかし1時間もせず目が覚めて、
気になってゆめちゃんの元に。
ゆめちゃんは相変わらず荒い息をしていた。
こんなに荒い息をしているのに水も飲まないなんて😓
とスポイトで少し水を含ませた時に、
急に大きく背中を反らせた。
そして、一瞬息が止まった。
そしてまた弱く息をし始めた。
でも今までの荒い息とは違う。
もう、呼吸が止まる前の息だ。
どうしよう、どうしよう、どうしたらいい!?
「ゆめ、ゆめ! ゆめ〜!!」
それから完全に呼吸が止まるまでは、たぶん1分もなかった。
命というものはこんなにもあっけなく終わってしまうものなのか。
1時39分でした。
きっとゆめちゃんは
私が起きてくるまで待っててくれたんだと思う。
ありがとうね。
私はたぶんその時、興奮状態でその瞬間はそんなに落ち込まなかった。
それよりもしっかりしなければ、
ということの方が強かったように思う。
落ち着け、落ち着けと自分に言い聞かせながら、まず 排泄物の片付け。
大型犬で体重が重くて、私には抱っこできないので、とにかく移動が大変。
洗える場所までマットのまま引きずって、洗って拭いて。
硬直が始まるまでに、箱に入れないといけないと聞いていたので、30年前に結納の時に使った箱にタオルを敷いて、
渾身の力を出し抱っこして納めました。
まるであつらえたかのようにぴったり。
まるで眠っているかのよう。
そうこうしているうちに、白々と夜が明けて朝がきた。
午後から単身赴任のパパさんが
帰って来てくれるから、それまで待っていてね。
ゆめちゃん。
別れの日✨2へ続く