ゆめとの別れの日②

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※この記事は2019年8月20日に書いたものです

8月19日 午後から、火葬場にパパさんとゆめちゃんの亡骸を持って行くことに。

その準備として、燃えない金物類は外さなけばいけないとのことなので、
首輪も切って紐部分だけにして箱に入れて。

お散歩好きだったから、リードも金の部分を切って入れた。
そういえば、これは次男がゆめちゃんのお誕生日にプレゼントしてくれたリードだったな✨



あと食欲なくなってからも好物のお肉は食べたから、フランクフルトを入れてあげた。

お腹空いたら食べてね。

って、でもきっとしばらく食べられなかったから、既にお腹ぺこぺこで一瞬にしてもう食べたかもね(笑)


火葬場のおじちゃんがとてもいい人で、
優しい言葉をかけてくれて、ゆめちゃんの亡骸も大切に取り扱ってくれて、私もパパさんも心救われた。
有り難いね〜って言いながら帰って来たのだけど。
晴れているのに、ポツポツ雨が降ってた。

涙雨。



家に帰ると、もちろんゆめちゃんはおろか、亡骸さえもなくなって、
14年間ずっと当たり前に存在していたものが無いことの違和感と空虚感に茫然と立ち尽くしてしまった。


ヤバい、波のようによせてくる感情


寂しい

寂しい〜

寂しい〜〜



オロオロする私にパパさんが、
「とりあえず昨日寝てないんだから横になれ」と言われ。


とりあえず素直に布団に横になる。
悲しい時って、うつ伏せになるもんなのかな。普段はうつ伏せでは寝ないんだけど。

でもちっとも眠くならないし。
うつ伏せで「寂しいよ〜」とぐすぐす泣く私の背中にパパさんが手を置いてくれて。

そしたら凄く落ち着ける感じがしたんだよね。

お手当てって言うくらいだもんね。
手からは気が出てるんだって分かってはいたけど改めて感じた。

私もこれから必要な人にいっぱいお手当てしてあげたいなって思った。




本当は生きている間に大好きだったお散歩コースとかに連れて行ってあげたかったんだけど、
抱くことも動かすことも、ままならないから断念したんだよね。


けど、きっとまだ魂はその辺にいると思っていたから、ずっと部屋の中でいろいろ話しかけてて。

夜寝る前に
「ゆめちゃん、明日の朝お散歩行こうか。行きたかったら朝起こしてよね」
って。


なかなか寝付けなかったけど、いつの間にか寝てた。

20日朝、起きたら6時。

ん?雨?どんよりしてる。

けど、かろうじて降ってない。


「じゃあ、ゆめちゃん行こうか〜」




そして自転車🚲に乗って、ゆめに話かけながら出発。


元気だった頃よくノーリードでお散歩した所や

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大好きだったボール遊びをした公園
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などなど1時間近くぐるっと回って来ました。


それから、そのままいつも行く氏神様に行って、ゆめのことをよろしくお願いして。

「14年間ずっとこの土地しか知らない箱入り娘のゆめをどうかよろしくお願いします。」
で、お参りも済んで帰ろうと鳥居⛩を出た途端にザーッっと雨が降ってきたの。



雨が降ってたら、泣いても変に思わないし、叫んでも聞こえないよね。
まぁ誰もいなかったけどね。

ゆめ〜!!ゆめ〜!!

思いっきり呼びながら自転車こいで。


雨は1分くらいですぐ止んで。

そしたら、ゆめが神様と一緒に空にかえっていく感じがした。


だから、「また寂しくなったら名前呼ぶから来てよ〜」ってお願いしておいた。


そしたら心が少し軽くなってた。
浄化の雨だったのかな。



そう思った時、太陽が分厚い雲の間から顔をみせてくれた。
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神様✨
ありがとうございます。
ゆめをどうかよろしくお願い致します🙏




ゆめ、待っててね。

ママがそっちに行く時はちゃんと迎えに来てよね。



少しずつ辛いのも時間が和らいでくれるはず。

ママもがんばるよ。

ゆめも自由になったからいっぱい遊んでね💕

ずっとずっと大好きだよ〜💖
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