天児屋命 あめのこやねのみこと

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おはようございます。

日中は暖かく過ごせるようになりましたが、朝と夜はまだ少し肌寒く感じる日が続いています。着るもので体温調節するだけでなく、真夏以外は案外忘れがちな水分補給にも十分に気を配ってお過ごしくださいね。

さて。今回のカードリーディング結果です。

【天児屋命(あめのこやねのみこと)】

天児屋命様は神前にて奉る祝詞を司る神。「言葉が持つ霊力」、言霊の神様です。
祝詞は、清め祓い、祝福、感謝を神々にお届けするための言葉であり、また、神々から人に対して下ろす言葉でもあります。

今週末は自分の口から零れる「言葉」を意識して過ごしてみましょう。
心から望み、その口から出た言葉は言霊となって神々に届きます。天児屋命様は、その言霊を載せた言葉=願望が形になることを助けてくれる神様なのです。

自分が普段何気なく口にする言葉や口癖について意識を向けてみると、案外ネガティブワードを無意識に口にしていることに気付くと思います。

このカードは、天児屋命様がご助力くださることを意味しており、『願いが実現する時期が近付いている』と教えてくれています。ポジティブな言葉を選んで、願望を具体的にイメージしてください。

『神が自らの分身として「言葉」を人に与えたが故に
 其れは神と人をつなぐための「言霊」となった。
 己が言葉に耳を傾けよ。
 己が言葉が持つ意味を知れ。其れが今の己自身である。
 己が言葉が秘める力を知れ。其れが先の己自身を作る。』

言葉一つで、人の気持ちは上向くことも沈むこともあります。
嫌な言葉を発すれば相手も自分も傷つきますが、幸せな気持ちになれる言葉を選べば自分も相手もあたたかい気持ちになります。
心を護るために、時にはネガティブな言葉を口にしてストレス発散することも大事ですが、もしも嫌な気持ちで心が満ちてしまった時は、祝詞を奏じてみることをお勧めします。
大祓詞(おおはらえのことば)は長いですから慣れていないと読みにくいので、天津祝詞(あまつのりと)が佳いでしょう。私は神社参拝の際は必ず天津祝詞を奏上させていただいています。声に出してしまうと他の参拝者の迷惑になってしまうかもしれないので、ごく小さいい声で或いは無音で。他の参拝者が居ないときはゆっくりと落ち着いて大祓詞を。

天津祝詞は、覚えてしまえばさらっと奏上できるようになります。祝詞は言い回しが難しいですが、漢字で覚えておくと祝詞の意味そのものを受け入れやすくなると思います。

【天津祝詞】
(たかまがはらに かむづまります)
 高天原に    神留坐す
(かむろぎ  かむろみのみこともちて)
 神漏岐   神漏美の命以て
(すめみおやかむ いざなぎのおほかみ)
 皇親神伊邪那岐乃大神
(つくしのひむかのたちばなの  おどのあはぎはらに)
 筑紫の日向の橘の       小門の阿波岐原に
(みそぎ はらいたまふときに あれませる はらへどのおほかみたち)
 禊祓ひ給ふ時に       生坐せる    祓戸の大神等
(もろもろのまがつこと つみけがれを  はらへたまひ きよめたまふと)
 諸々の禍事罪穢を           祓へ給ひ       清め給ふと 
(もうすことのよしを)
 申す事の由を
(あまつかみ  くにつかみ  やおよろずのかみたち ともに)
 天津神    地津神    八百万神等共に
(きこしめせと  かしこみかしこみもうす)
 聞こし食せと  畏み畏みも白す

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