#278 帰宅を渋る38歳夫と、無視続けた末に泣き出す35歳妻…

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帰宅を渋る38歳夫と、無視続けた末に泣き出す35歳妻…“夫婦の危機”招く「察して病」のリアル。


程度によってはモラハラにも該当し得る、「察してほしい」という態度。
度を越えた「察して妻」に苦しむ男性から相談を受けた筆者が、夫婦間における「察して病」の危険性を指摘します。
どんなときでも“私をかまって”オーラを出してくる人を「かまってちゃん」と呼ぶことがあります。


夫婦においては、かまってちゃんはまだかわいい域です。
困りものなのが、「なぜ気持ち(状況)を察してくれないの」「私のことを分かってくれないの?」という“察してちゃん”です。
最近では「察して病」というワードも目にします。


 離婚理由の上位に「相手からのモラハラ」があります。
モラハラとは「モラルハラスメント」の略称で、嫌がらせなどで相手を精神的に追い詰める行為全般を指す言葉です。


 過度の“察してちゃん”は、態度によってはモラハラに該当し、離婚理由として法的にも認められ、慰謝料を支払わなければいけない可能性があります。
“察してちゃん妻”が自らを追い詰めた事例を見ていきましょう。
理由も言わずに泣く“察して妻”


 亮介さん(38歳、仮名)が相談にいらしたとき、あまりにやつれているので驚きました。
聞けば、パートナーの響子さん(35歳、同)から過度のモラハラを受けているとのこと。
モラハラと一言でいっても、たいしたことのない言葉から、「それ人権問題!」と眉をひそめるものまで多岐にわたります。



 亮介さんは続けます。

「付き合っていた頃から、響子はおとなしくて文句を言うタイプではなく、代わりに、あまり自分の気持ちを言ってくれないところがありました。
それが結婚して、子どもが生まれてから特にひどくなって…。


数週間無視された挙げ句、突然泣き出して、理由を聞いても何も答えてくれない。
翌日は仕事もあるし、相手にしていられないから寝ようと布団に入ると怒鳴る。
すると子どもが泣き出して、寝かしつけで朝まで眠れない。
そんなことがたびたび起こるんです。


また今日も口をきいてもらえないのか、寝かせてもらえないのか、と思うと帰りたくなくて。
後輩と立ち飲みに行ったり、ネットカフェで時間をつぶしたりしています。
体力的にも限界です」


 亮介さんは「言われたら何でもやるけど、言われるまで全く気が付かないタイプ」と自覚しています。
職場でも「指示待ち系」だそうです。そんな男性が、相手が何を悩んでいるか「察する」ことは非常に難しいのです。



 私は亮介さんに、響子さんと一緒に相談に来るよう促しました。
二人一緒にお話を聞かないと、いつまでたっても平行線だろうと考えたからです。
 後日、彼は響子さんを連れて来ました。何日も無視をして、亮介さんが理由を聞いても答えないのはなぜかとズバリ尋ねました。


「この人は私のことをバカにしているんです。理由が分かっているのに、わざと聞いてくるんです。
きっと『理由を言ったら論破してやろう』と思っているに違いありません。それが悔しくて」と響子さんは泣き出しました。


 驚いたのは亮介さんです。自分は本当に響子さんが無視したり泣いたりする理由が分からないんだ、と言っても彼女は聞く耳を持ちません。
私は、なぜ亮介さんが理由を知っているのにわざと聞いてくると思うのか、と彼女に問い掛けました。


「だって当たり前じゃないですか。私が毎日、家事と育児に追われているのに連絡もせず、平気で酔っぱらって深夜に帰宅して。
私が目の前で離乳食を作ったり、洗濯物を片付けたりしているのに手伝おうともしない。


いつか態度を改めるんじゃないかって我慢して待っているんですが、突然苦しくなって涙が止まらなくなるんです」
「言葉」で伝えなければ、相手には絶対に伝わらない



 亮介さんはそれを聞いて初めて、響子さんが大変な思いをしていることに気付いたようです。また以前、お皿を洗ったり洗濯物を干したりしたら、「油分が残っている」とか「シワは伸ばして干して」とやり直しをさせられ、子どもの世話をしたら余計に子どもがぐずって怒られ、「任せた方が合理的だ」と思ったそうで、その思いを妻に言わずに家事から手を引いたとのことです。


さらに、遅い帰宅については一度だけ、「たまに遅く帰るのは職場飲みだから」と説明したから分かっていると思った、とも。
 お二人とも、勝手に頭の中で相手の気持ちをつくり上げ、不快感を持ってしまっていました。
しかしお二人には、夫婦仲を良好に続けていきたいという意思があります。


 そこで私は、「自分の気持ちを伝える練習をして」と言いました。
感情的になっているときは、直接伝えると口論になりがちです。
そんなときにはメモやLINEで伝えるようにするのです。


別の相談者さんからも、「リビングにホワイトボードを置いたら、画期的に二人の行動がよい方へ変わった」と報告を受けています。
伝えることに慣れてくると、上手に気持ちを表現できるようになります。


 人には、他者が何を考えているかを読み取るテレパシー能力はありません。
自分の常識は、相手の非常識。
分かってほしい気持ちは「言葉」で伝えなければ、相手には絶対に伝わりません。


言葉より先に嫌そうな顔をするとか、「ドアを強く閉める」「マグカップをゴン!と強い音を立てて置く」「洗濯物を無造作に投げる」といった“怒っているようなアクション”をしてしまう場合は、自分でも注意です。
また、相手がそうした表情や動作をするのを見たときも要注意。
自分が伝え切れていないことに気付いてください。


 いずれにせよ、結婚生活とはテレパシー能力のない二人が一緒に生活すること。
「察してくれ」→「言わなきゃ分かんないよ」の構図は腹に据えて臨んでください。
不機嫌な態度を取って「察してほしい」などというのは傲慢(ごうまん)でしかないのです。
まずはリビングにホワイトボードを置いて、伝える練習を。



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