全ての音楽は、愛と感謝と喜びで出来ている。
ある音楽家の方が言っていました。
私は、この言葉の響きだけで
(あぁ、その通りだ!)
と腑に落ちたことを覚えています。
実際‥ビバルディの春‥有名なバロック音楽です。
音符の一つ一つが、喜びでポンポン跳ねてるように私には感じます。
そして、血液の鼓動に載ってメロディは全身を巡って、
身体を元気にしていくように感じます。
やはりずっと残るものは、良いものです。
廃れず、時として小さなブームを生みますが、
それは優しいもので、
熱狂はもたらさないです。
ただ片隅にある光る小石のように、
さりげなく世の中に残り、
なおも輝きを失いません。
パッヘルベルのカノン
…パッヘルベルは協会のオルガン奏者として働く傍ら、
カノンを生み出しました。
数学的に見ても完璧な様式美をたたえた旋律は、
身体を越えて魂に響き渡り、細胞を治癒するように感じます。
実際、この曲を聴いて救われた人は少なくないはずです。
心に浸透し、魂を癒し生きる気力を湧き起こす力が
音楽には込められているのですね。