マドモアゼル愛先生の渾身の一冊、月の教科書が先月末に発売されました。
私も早速入手して読んでみました。
愛先生の月に対する考え方は、かなり斬新です。
【月とは欠損である】
愛先生の動画を多数見てきましたが、
これが一貫した月理論です。
例えば、月星座が
火の星座・牡羊座、獅子座、射手座の場合は自我の欠損、
地の星座・牡牛座、乙女座、山羊座は物質的欠損、
水の星座・魚座、蠍座、蟹座は情的欠損、
風の星座・水瓶座、天秤座、ふたご座の場合は知的欠損、
と言われています。
私は愛先生のことは尊敬していますが、
「欠損」という定義は何だか受け入れがたく感じていました。
なぜなら、【人は完璧な存在でなくてはならない】という考えのもと、
「欠損」と言われているような気持がしたからです。
ですが、本を読み進めていくうちに、決してそうではない、
と感じることも随所に出てきました。
例えば、
「月が蠍座の人は、深刻に考えてしまう傾向がある。
それでは暗く陰気に見えてしまい、もったいないので、
ホロスコープ上で反対側の牡牛座の大らかな態度を意識すると、
明るさが出てきて、魅力が増してきます」
など、弱点を知った上でそれを補強し、
その人を輝かせるフォローもちゃんと書かれてあるので、
一概に「欠損」と言われて気にする必要は無いのだとわかってきました。
例:月蠍座の人は、ホロスコープ上で反対側の牡牛座の性質を意識して
取り入れると良いようです。
愛先生の月理論は古くから占星術の世界で言われていることとは
大きく方向性が異なります。
「これがあなたには欠けてますよ」
と言われて、素直に
(あぁ、そうなんだ、じゃあそれを踏まえてプラスに生かそう)
と達観できる人も少数だと私は思います。
私も月に関して色々調べていくうちに、愛先生の仰ることは、
かなり月という星の性質をよく踏まえたものである、
と思えるようになりました。
得意なことも、不器用でなかなか上手くいかない部分も含めて、
人は一人一人違うものだし、味もあり、癖があり、
全てがその人を作っている大事な要素なのだ、
と読後に私は感じることが出来ました。