🕯️ 1. 夜のはじまり
夕方になると、私の一日が始まる。
外の喧騒が静まり、アトリエの灯をともす。
この静けさが、いちばん落ち着く。
机の上のガラス瓶の中には「酢漬けちゃん」。
足元では、小さなワニの「コワヌ」が丸くなっている。
🐊「今日の色は?」
💛「少し夢の残りみたいな黄色。」
🐊「じゃあ、ぼくは夢の続きを見るね。」とコワヌがあくびをする。
夜はゆっくりと、私たちを包み込んでいく。
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☕ 2. 夜型生活の工夫
夜に生きることは、最初は少し不安だった。
でも、小さな工夫で夜の暮らしはやさしく整う。
朝日を浴びられないかわりに、月の照明を置く。
💛「これでずっと夜みたいに感じられる」と言う。
コーヒーの代わりに、夜明け前は白湯やカモミールティー。
🐊「これ、飲めないけどいい匂い」と鼻をくんくんさせる。
日中の仮眠の前に、夢の中で見た色をスケッチしておく。
💛「それ、夢のスケッチ帳だね」
夜の時間は、自分のリズムを取り戻す時間でもある。
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🎨 3. 制作の時間
深夜2時。
筆の音と、風の音だけが部屋を満たす。
💛「この時間がいちばん自由。」
そう言うと、コワヌが小さな声で
🐊「自由って、夜の匂いがするね」と言った。
考えすぎず、筆を動かす。
どんなに日々が目まぐるしく過ぎても、この短い時間だけは
ずっと変わらず特別な時間。
その一筆が、いつの間にか夢に近づいている。
描くことは、考えるよりもずっと確かに、私を導いてくれる。
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🌌 4. 夜の想い
🐊「夜は暗いけど、星や月が見えるからすき。」
💛「そうだね。太陽がいるから、星や月も輝けるんだ。」
コワヌが目を細めて言う。
🐊「じゃあ、誰もかけちゃいけないね。」
その言葉が、夜の静けさに溶けていく。
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🌅 5. 結び ― 夜明けの中で
東の空が白み始めるころ、作品がひとつ未完成でおわる。
コワヌが伸びをして、瓶のふたを「コトン」と鳴らす。
💛「夜は終わり、朝が来る。でも、どちらも大事だね。」
そう言って筆を置く。
暗い夜があるから、光が見える。
迷う時間があるから、描く意味を知る。
そして――描き続けることで
夢はいつの間にか形になっていくであろう。
☆*:..☆【ブログ 毎週金曜 夕方 投稿予定✨🌕 】°・*☆
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また次回お楽しみに✨🐊