夜、スマホの光を浴びながら「明日こそは…」と誓うものの、結局アラームのスヌーズ機能に敗北し、慌ただしく一日が始まるーーー
数年前までの私は、まさにそんな日々の繰り返しでした。時間に追われ、やりたいことは後回し。薬剤師という仕事にはやりがいを感じていたものの、どこかで「このままでいいのか」という漠然とした焦りも抱えていました。
そんな私が、人生を変えるきっかけとして選んだのが「朝活」です。それは単なる早起きではなく、自分自身と向き合い、人生の主導権を取り戻す「習慣化」の挑戦でした。
今日は、そんな私が朝活という「習慣」を手に入れたことで得られた、3つの大きな財産についてお話したいと思います。
🍃 静寂な朝がくれた、私だけの「ゴールデンタイム」
朝活を始めて、まず手に入ったもの。それは、誰にも邪魔されない「自分だけの時間」です。
以前は、仕事から帰ると疲労困憊。夕食をとり、少し休むと、もう寝る時間。「勉強したい」「本を読みたい」と思っても、「時間がない」ことを言い訳に、先延ばしにする毎日でした。
しかし、朝。家族がまだ寝静まっている午前5時。
そこには、驚くほど静かで、クリアな時間が流れていました。
この「ゴールデンタイム」で、私はずっとやりたかった英語の学習を再開しました。オンライン英会話のレッスンを受けたり、専門分野の参考書を読んだり。
また、積読になっていたビジネス書や自己啓発本も、毎朝30分ずつ読み進めることができるようになりました。
ポイントは、「やらなければならない」という義務感ではなく、「やりたかったことを、やれている」という充実感です。
この朝のインプットが、日中の仕事の質を高め、なにより「時間に追われる私」から「時間を使いこなす私」へと、意識を大きく変えてくれたのです。
💡「薬剤師の私」しかいない? 朝活が拓いた、新たな可能性
朝活で得られた二つ目の財産は、予想もしなかった「新しいキャリアとマインドセット」です。
私は長年、「自分は薬剤師としてしか生きていけない」と無意識に思い込んでいました。資格に守られた専門職である一方、その枠の外に出ることに極度の恐れを抱いていたのです。
しかし、朝活を通じて毎日コツコツと学習を続ける中で、私は英語や読書だけでなく、「どうすれば物事を継続できるのか」という「習慣化のノウハウ」そのものを学んでいました。
「このノウハウは、かつての私のように悩んでいる人の役にも立つのではないか?」
そう思い立ち、朝の時間を活用して、自分が実践してきた習慣化の方法論や、勉強で得た知識を提供し始めました。最初は小さな一歩でしたが、次第に共感してくれる人が増え、ついには「あなたのノウハウを教えてほしい」と、対価をいただいてサポートする「副業」にまで発展したのです。
薬剤師として患者さんの健康をサポートすること。そして、習慣化サポーターとして、誰かの「変わりたい」という思いを応援すること。
どちらも私にとって、かけがえのない「志事」となりました。
朝活は、「薬剤師」という枠組みしか知らなかった私の視野を広げ、より自由で、縛りのない生き方を教えてくれました。そして何より、「誰かの頑張りを本気で応援する」という、新しい人生の楽しみを見つけることができたのです。
🌷「今日もできた」ーー小さな成功体験が育む、揺るぎない自己肯定感
そして、三つ目の、しかし最も大きな財産が「自己肯定感の向上」です。
朝活を始める前の私は、正直に言うと自己肯定感が低めでした。他人と比べては落ち込み、自分の短所ばかりが目につく。そんなネガティブな思考に陥りがちでした。
しかし、朝活はそんな私の内面にも、確実な変化をもたらしました。
「決めた時間に起きる」 「起きて、顔を洗う」 「机に向かい、テキストを開く」
一つひとつは、本当に些細なことです。誰に褒められるわけでもありません。しかし、この小さな「できた」を、毎朝、毎朝、確実に積み重ねていく。
この「小さな成功体験」の蓄積こそが、私にとって最強のメンタルトレーニングとなりました。
「今日も、私は自分との約束を守れた」
この事実が、日を追うごとに「自分はできる」という揺るぎない自信に変わっていきました。根拠のないポジティブさではなく、行動に裏打ちされた自己信頼感です。
この自己肯定感が土台にあるからこそ、本業での新しい提案にも、副業での新たな挑戦にも、臆することなく踏み出せるようになりました。朝活は、私を内側から強く、ポジティブな人間へと変えてくれたのです。
おわりに
朝活を始めたことで、私は「時間」「可能性」そして「自信」を手に入れました。しかし、その根底にあるのは、朝活そのものではなく、それを「習慣化」できたという事実です。
人生を変えるのは、一発逆転の派手な出来事ではありません。毎朝の、ほんの小さな一歩を、愚直に、しかし確実 に続ける「習慣の力」です。
この記事を読んで、「自分も変われるかもしれない」と少しでも感じていただけたなら、まずは「明日の朝、5分だけ早く起きてみる」ことから始めてみませんか?
もし、一人で続ける自信がない、どう始めればいいか分からないと感じているなら、私があなたの「最初の一歩」をサポートします。一緒に、新しい朝を、新しい自分を迎えに行きましょう。