メニューの値上げ、感覚で決めていませんか? 原価率から逆算する判断のしかた

メニューの値上げ、感覚で決めていませんか? 原価率から逆算する判断のしかた

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ビジネス・マーケティング
食材の仕入れ値が上がったとき、「そろそろ値上げしないと」と感じる場面が増えています。ただ、値上げの金額を感覚で決めると、たいてい次のどちらかになります。

-遠慮して少しだけ上げて、原価率が下がりきらず、またすぐ苦しくなる
- 思い切って上げて、お客様の反応が怖くて夜に眠れない

どちらも、判断の土台になる数字が見えていないことが原因です。見るべき数字は難しくありません。メニュー1品ごとの原価率です。

原価率 = 材料費 ÷ 販売価格

ここで大事なのは2つだけです。

1. 材料費は「税抜」でそろえる(税込のまま計算すると原価率が実際より高く出ます)
2. 材料費には歩留まりを入れる(皮や骨を除いた、実際に使える分量で計算する)

この2つを外すと、原価率は平気で3ポイントほどずれます。3ポイントのずれは、月商300万円のお店なら月9万円の見落としです。

原価率が正しく出れば、値上げの判断はシンプルになります。「原価率35%のこのメニューを30%に戻すには、価格をいくらにすればいいか」を逆算できるからです。上げるかどうかではなく、いくらにすれば店が成り立つか、という話に変わります。

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