でき太くん三澤のひとりごと 投稿 その29

記事
学び
投稿 その29

今回は子どもたちに伝えていったほうが良いと思うことについて書いていってみたいと思います。

私が今日まで生きてきて感じることは、地球上にある生命体は、地球の大きな循環(もっと広い視野でみれば宇宙)にとって必ず意味があって、それぞれ役割があるということです。(これは私に言われなくても、すでにみなさんお分かりのことだと思いますが)

ということは、私たちひとり一人についても、その存在に意味があって、それぞれ自分にしかできない役割があると思います。

ですから私は、自分とかかわりのあるお子さんたちには、タイミングを見て必ずその話をするようにしています。

「必ず◯◯くんには、〇〇くんにしかできない役割があるよ。それが何か。すぐにはわからなくていいから、時間をかけて考えていってみよう」

というようなことを伝えます。


子どもが低学年で今すぐにその話の内容がわからなくても、その話をするようにしています。

こういう話は、今すぐにわかる、わからないということは別にして、頭の片隅にでも残しておく必要があるのではないかと感じるからです。


では、その自分にしかできない役割というものは、どうしたら見つけられるのでしょうか。


それには、「自分が好きなこと、楽しいこと、興味があることをとことん没頭してみること」が必要だと思っています。

時間を忘れて、取り組んでしまうほど好きなことや、楽しいこと。
そこに多くの時間を過ごしていくことで、私たちは自分の傾向や、自分にしかできないことが自分でわかってくるように思うのです。


この話をすると、「じゃあ、朝からずっとオンラインゲームとかしまくってもいいんだね!」と言ってくるお子さんがいますが、個人的にそれは「アウト」にしています。

なぜなら、多くのお子さんが最初からプログラミングやゲーム開発に興味があったわけではなく、「ゲームをしているうちに開発者の作成意図にハマって抜け出せなくなっている」のを、好きとか楽しいと勘違いしているケースが多いように思うからです。(最初からゲーム開発に関心があれば話は別です)

ですから、基本的には没頭するのはゲーム以外。

その中で、自分がとこどんハマってしまうものを、とことん調べて、とことん学んでいってほしいと思っています。

そうすると、自分にしかできないことや役割といったものが見つけやすくなるだけでなく、教科学習の必要性についても気づくようになるのではないでしょうか。

自分が楽しいことや、好きなことをどんどん探究していくには、どうしても国語力や、算数の論理性は必要になってきますから。


このところ私のまわりには、「ゲーム以外に没頭できるものが特にない」という子が増えてきていて、ちょっと危機感があります。

そういう子には、「ゲーム以外で没頭できるものを探そう!自分が楽しいと思えるもの、関心があるものを探そう、見つけよう!」とアドバイスしています。

そうしないと、その子たちが将来自分の役割について迷うように思うからです。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す