ときには完璧なリーダーをやめて弱みをみせる

記事
ビジネス・マーケティング
時々、非の打ちどころのないほど仕事もできるしマネジメントもうまいリーダーを見かけます。一見、何の問題もないように見えますが、僕は、長期間この状態を続けることがそのチームのメンバーにとって必ずしも良いこととは思えません。

というのは、こうしたチームでありがちなのが、メンバー全員が、リーダーにはかなわないと考え、リーダーの考えに異論を唱えるチャレンジをしなくなったり、リーダーを絶対的な存在と考えて弱い部分を補完するような発想がなくなってしまうことです。
これが長期間続くと、メンバーは、リーダーの視点で物事を見ない、つまり、その視点で考えてみたところで、リーダーはいつもそれ以上に良い考えを持っていて、自分の考えが採用されることは決してないという認識が常態化し、知らないうちにメンバーの成長を妨げることになります。

なかなか難しいのですが、自分の意見がいつもすんなりと通り過ぎる(=自分が力を持ちすぎている)と感じたら、あえて弱みをみせたり、あえて手を抜くことを考える時期かもしれません。

最後まで読んでいただきありがとうございます。このことから、少しでも新たな気づきや考える上でのヒントに繋がることがありましたら幸いです。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す