先日、肩こりがひどいという女子高生が来院されました。
ちょっと凝っているだけなのかと思いきや大間違いなレベルでした。
左肩だけが凝るとのことで良く観察してチェックすると肩の高さが異なり、肩甲骨の高さが違っています。
さらにもっと詳しく見ていくと筋肉の硬さもあります。
左の上腕部までカチカチに固まっていて明らかに違いがはっきりしています。
側湾症なのかというと滑らかなS字にはなっていますが、側湾症というレベルではありません。
小学生時からひどい肩こり
お母さんから話を聞くと小学生の時からで凄腕の整体に行っても同様の指摘を受けているとの事でした。
問題は肩だけでなく、背中が明らかに左側に拘縮があり、腰も硬くなっています。
肩こりだからと肩周辺を対応しても改善しないタイプで、全体的に対応する必要があります。
腰は特に骨盤の付け根から外側にある腰方形筋(ようほうけいきん)の硬さが顕著でした。
背中は深層にある頸板状筋(けいばんじょうきん)の硬さが顕著で拘縮しています。長年経て現在の状況となっているもようです。
肩こりとなっている原因として
肩こりの原因となっているのが肩甲挙筋(けんこうきょきん)の硬さが顕著であること、斜角筋(しゃかくきん)の前/中/後がみな固まっています。
肩甲骨の動きがとても悪くロックされている状態でした。
筋肉/筋膜の硬さとプラスして癒着があり、更に拘縮しているので1回の施術でどうなるものではありません。
でもアプローチすることで動きが少しでた事、症状はかなり軽減できた点が良かった事です。
1度の施術だけしても戻ってしまう可能性が高い
しかし、またすぐに日常生活に戻れば動作習慣によって固まってしまう可能性が高いので、肩甲骨を動かすエクササイズ、筋バランスを改善するエクササイズ、上腕の硬さから肩関節の動きも良くするエクササイズとさまざまな方向からアプローチするための対策を動画を作り対応させていただきました。
私は通常次回は2週間程度間隔を開けてご予約を提案することが多いのですが、今回は症状が強いので1週間後に来院していただきアプローチしたいと伝えています。
ただの肩こりだと思っている方でも、かなり進行してしまっているケースも実際にあります。
特に成長過程で起こってしまうと骨が変形したり、問題が複合化してしまうケースもあるので早期対応が望ましいです。
根本的な問題改善には
今回の問題となっている原因は動作習慣と痛み回避による動きの制限が起こっていたこと、受験勉強で頑張っていて高校1年生となりゆとりができてようやく来院できたこと。
高校1年生にして五十肩のような硬さになってしまっていました。
以下の点を実施していく必要があります。
・筋肉の硬さを改善していく
・可動域を出して動きにゆとりを出していく
・肩甲骨周囲の筋肉のバランスを改善していくこと
・腰椎骨盤リズムの動きと背中の連動を作ること
・肩甲挙筋、菱形筋の強化をして耐性を作ること
このような事が必要となってきます。
どのくらいの施術回数がかかるかはやってみないとわからないですが、しっかりと対応してひどい肩こりの症状を改善して、20年後も悪化しない基礎づくりをして明るい未来に導きたいと思います。
ミズノ治療院スポーツマッサージ
水野彰宏
ケガ等でお悩みがあれば相談対応いたします。