先日、毎回のように足関節を軽く捻挫してしまうというバスケットボールをやっている小学6年生の女子が来院してくださいました。
軽い捻挫なので2日間ほどすると痛みも治って、来院した際には痛みはない状態でした。
練習のたびにちょっとした捻挫を繰り返してしまうとのことです。
捻挫を繰り返ししてしまう要因
確認すると足関節の可動域が悪くなってしました。
さらに細かく筋肉を触っていくと、内くるぶしの後ろで腱が硬くなっていました。この影響によって可動域が悪くなってしまい、踵の部分が内側に少し傾いてしまうことによって内返し捻挫をしてしまう点も影響しています。
捻挫を繰り返ししてしまう要因として
・前距腓靭帯が緩くなっている(外くるぶしの前下方にある靭帯)
・腓骨筋が捻挫した影響で筋力低下して機能不全となっている
・内側と外側の筋バランスが悪くなって踵が内側に傾いてしまう(踵の回外)
・体重が足の外側に乗ってしまう
・着地の際に爪先で着地してしまう
・足関節のいずれかで歪みが起こってしまっている
このような要因があります。
いくつも複合しているケースも多いです。
対応としては
・まずはふくらはぎの筋肉も何層なーになっているので筋肉を緩めていく必要があります。
・筋肉を緩めると深層の筋肉の状態が確認できるので問題点を確認していきます。
・柔軟性が低下していると可動域の制限が出てしまうのでしっかりストレッチをする必要もあります。
・関節のアライメントを調整して歪みを整えます
・痛みなどどう変化するか確認して、足関節周囲の強化をしていきます。
・強化とともに、筋肉の協調性を向上させるためにバランス系の強化もしていきます。
ポイントは足関節捻挫することで腓骨が引っ張られて少し下に下がってしまいます。
その影響で足関節のはまりが悪くなり、内返し捻挫が起こりやすくなってしまいます。
ただし一般の方では上記のようなアプローチはテクニックが必要なのでできないと思います。
選手がやるべきこと
やるべきことは、足関節のストレッチを行うこと。筋力の回復、強化をしてバランス感覚を向上させることが必要です。
今回の女子選手にも施術の後にトレーニングを何種類も動画で確認できるように撮って指導しています。
練習前に筋肉に刺激を入れて、協調性を出すだけでも安定感が出てきます。2-3週間実施していくことで強化できて捻挫しにくくなってきます。
小学生や中学生はその時は一生懸命実施してくれますが、1ヶ月も経つとやらなくなってしまうので、継続することが必要なので、保護者の方がしっかり管理して対応して欲しいです。
専門家に確認してもらうことも
うまく改善していかないときは専門家を活用して実施し意識を再び向けさせるように配慮していくことです。
良くなるとすぐ辞めてしまうのではなく、全く問題なく改善するまではしっかりと継続実施して欲しいです。
成長期は身長が伸びることで軸が崩れてバランス感覚も低下する成長の停滞期もあるので問題がなくてもバスケットボールだけでなく他競技でも足関節の怪我は最も多いのでやっておくことで怪我の予防だけでなく、パフォーマンス向上につながります。
今回の記事が参考になれば幸いです。
ミズノ治療院スポーツマッサージ
水野彰宏
足関節捻挫の強化をしたい方は↓