運鈍根の話

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またアニメ繋がりなんだけど、シーズン4のキングダム15話を見てちょっといいたくなったことをつらつらと。

主人公・信のライバルとして描かれる王賁。眉毛が触覚か?!(虫?!)ってくらい、かっこいいんだかギャグなんだか判断つきかねる外見なんだけど。w
(でも、一度見たら忘れられないよね。)
漫画は猿ばっかりな武将でイケメンがいないと誰も見なくなっちゃうからね。キングダムには王族とかイケメンがいい歩合でポロポロでてくるわね。
そう、そんで王賁と信がついに二人して5000人将に昇格したんだよね。おめでとうさん!!
その姿を見て出身村の仲間たちが感涙してるシーンを見ながら、私、昔大人からおそわった「運鈍根」の話を思い出したんだわ。

昭和の時代、成功者の条件というのがあって、
それがね、「運のいいこと・鈍感であること・根性があること」だったんだよね。鈍感力っていうのが人間の成功には大事だよって、昭和はおそわったもんだったの。大衆的でバカでおちゃらけてる方が人気があるとか、細かいことに気がつかない方がかえって良いというかね。そんな解説だったような。

(でも鈍感力の本質って今の風の時代から眺め直すと、本人の波動が高いから、波動の低い人たちの悪口とか企みの波動とは共振しないため、言われててもその世界に引っ張られないし気がつかないことが多いってことなのかもしれないなぁ。w)

そう。
キングダムの信は、信の部下たちが認めるくらいアホである。w
軍師のテンちゃんが来るまでは、ただ突っ込むことしか知らず、大した戦果も挙げられなかった。(信は車騎星らしく、個人戦はダントツだけど団体戦が弱かったというオチ。)
大将がアホなのに、自分の命かけられるって、すごいことじゃない??
飛信隊って。

しかもアホなのに、信はなぜか女性にモテる。
軍師テンちゃんも戦場に乗り出してくるくらい好きなんだろうし、キョウカイちゃんも美人で強いのに、なぜか信の嫁になりたいと思っている。
絶対なにか狂ってる!!
....って毎回見ながら思うんだわ。w

ああいうのは女性にまずモテないと思うし、直ぐにキレる男のどこがいいのだか分からんのよね。一方で、著作者の原氏とキングダム製作委員会(?)がキャラ設定を決めているとしたら、秦国皇帝になる政が素朴な女性を正式な妻に選んだのは、やっぱり正解で、さすが帝王キャラだなぁ〜と思うんだよね。w

だってさ、女性目線でみてみなよ。
皇帝が正妻に超ど級の美女を選んだら、後宮の女性みんな、あと、やる気無くすわな。それか、少しでも望みがありそうな人は、必死で外見磨くわ。
でも、トップに立つ男がどちらかというとブス寄りの普通の女子を選んだら、みんな思うよね。「そうか!皇帝は中身重視か〜!!おっしゃ、誰でも希望はあるじゃん!!いい人戦略で行こう!」ってさ。

そしたら後宮の女性はみんな内面磨こうと頑張るし、内面磨いてる人は基本歪んだいじめなんてしないんで、後宮は平和で知性が保たれる訳だよね。
 トップに立つ男は、やっぱり正妻は質素なお顔立ちの人を選んだ方が、周り巡って得をするんだなぁ、さすが帝王学を受けた男だなぁ〜キャラ設定できてるなぁ〜。と私は感心してしまったんだよね。w
不敬罪にあたるのかもしれないんだけども、酔っ払いついでに言っちゃえ。w
正直、皇太子時代の浩宮様にはがっかりした。
「あんたさ、この国の象徴としてトップはるつもりなら、ああいう才女で美女を選んじゃだめじゃないか!!」って。

もしも秦国皇帝の政と同じように、素朴なお顔立ちの普通の能力の女性をえらんだとしたらよ、あんた、株があがるよ。
ああ、さすが日本の皇太子は、精神性を重んじていらっしゃる。きっと心の綺麗な女性を選んだなんだなぁって。

中学生の時、雅子さんとの婚約会見を見た時、私は思ったね。
あんたも男だったんだね.....いい女連れたかったんだね...(汗)って。
そして、あなたをお守りします、のプロポーズのセリフで国民は二度びっくりだった。
ええっ?!何から守るの?!
あなたがたがこの国をまもろうとがんばってくれるんじゃなく、国民のバッシングから妻を守りますってこと?国民は敵なんですか?と、昭和の知識人はそれを聞いて、倒れそうになっていたんですわな。
あれから三十年くらいたったけど、時代は変わりましたよねぇ。w

今はそんなことは、どうでもよくなっちゃったんだけどね。
それに比べると、キングダムの信は政にくらべて何にも持ってないの。
だからもってるとしたら、本当に「運・鈍・根」しかないんだよね。

で、思ったの。テンちゃんもキョウカイちゃんも、実は別に信を異性としてすきなわけじゃないだろうなぁと。
バカだけど、とてつもなく運が良い男って、だれもがなんかその先を見てみたくなるんだよね。運だけでどこまで登れるんだろう!?って。
ギャンブル的な、スポーツ観戦みたいな、ワクワクがあるんだよねぇ。

プロスポーツの世界って実際勝ったからってなにかが大きく変わるわけじゃないんだけど、ひたむきに一生懸命にそこに向かっているプレーヤーを見ていると、日頃たいしてそのスポーツに興味がなくてもだんだん熱くなってくるじゃん、にわかファンみたいな。あれだよね。

キングダムの信は、そういうこいつの運に賭けてみたいと思える、競馬の馬みたいな男なんだと思うんだよね。w
負けても勝っても、「ああ〜」と馬券をちぎって、飲んでスッキリして終われるような。w
そのハラハラ感を女子たちは恋と勘違いしているんだとおもうんだわ。w
あんたたち、そんだけいい子なんだから、この信と結婚したら、絶対苦労するからやめた方がいい!と毎回止めたくなるわ。

私の母方のパワハラ系おじいちゃんが小学生の私を前にこんなことを言っていたっけ。
「おじいちゃんはなぁ、運鈍根のうち、運と根性はあったんだ。でも鈍感力がなかったんだよなぁ〜。俺は頭良かったからなぁ。だから成功できなかった。賢すぎたのが、世渡りには適さなかった。」

聞いてた孫みんな思った。
「いやいやいや・・・・あんた、ムッチャ鈍感やん。こないだも、月極め駐車場を、げっきょくちゅうしゃじょう、って読んでたじゃん!!」
(そして「それとも、じいちゃんは誰かのツッコミを待ってるんか?」と勘違いしたほかのきょうだいがおじいちゃんにつっこみかけて親に止められる。)

ん〜このように。信に代表されるように、男っていうのは、テストステロンが多いので、誰しも奥底ではナルシストなんですよ。根拠のない自信がある。うっかりモノを言うと、もっとできるやつに潰されるから表に出さないだけで、みんなナルシストなんですよ。
そして、テストステロン値高い人ほど、自己イメージが高すぎて、地に足つかない。責任までは考えない。w
 そして若くてウブな女性は、その「俺ってすごい」という男の自己陶酔感と自己洗脳に感化されて、「そうなのかな」って、つい勢いでついていってしまい、そいつの子供産んじゃうわけよね。これが世の中。

子供産んでから、「あれ?もしかしてちがうんじゃない?」って気がつく女性のいかに多いことか。
 で、女性にそれを気がつかれちゃうと、そういう男はまたせっせと他の女性を洗脳しにいく訳ですよ。w

男っていうのは、女性とは真逆。自分は基本すごいと思って生きてる。w
だから女性にすごいって褒められると「いや、そんなことないっすよ」とか照れ笑いして謙遜して見せながら、もう一方で「やっと俺の魅力に気がついたか。」ってどこかで思ってる。w おそるべし、テストステロン。

そうです。「私ったら今日も間違いしちゃった、私のバカバカ!」って自己反省を続ける女とは真逆なのですよ。でもね、インドの聖者は言ってました。
これからの風の時代は「女性の時代です」って。

わたしは女性でも男性でもないニュートラルな立場なので、両方の気持ちがわかるけど、男の本質はガキンチョですよ。どんなにがんばっても年を食っても永遠のガキンチョなのですよ。
しっかし、風の時代になって、優秀な女たちが飛翔し始めた時、ガキンチョの男はどうやって自分の価値を出していくんだろうね。
どういう形で女性に必要とされていくんだろうね??

もしも私がDSの親玉だったとしたら、どうやって人類破壊工作するのかなって地球破壊作戦も妄想してみたことがあるんだけど、最終的な作戦として有効なのは2パターンあると思ったんだよね。

一つは、女性を徹底的に数減らす。
そうすると、人口を一気に減らせると思うんだよね。男がいっぱいいたって、産んでくれる人がいないんだからね。一気に人口削減だよね。そして、少ない女性を巡って戦いが勃発するかも。これをやったら、多分本当に人類が消滅しかねない。

もう一つの方法は、男性を徹底的に減らす。
これはミツバチ型だよね。優秀な一部のイケメンで知能の高い種馬だけを残し、そいつらは種付けの時以外は遊び呆けていても良い。あと残りの労働者は全部女性という事態へ。そうすると、必要な時にそこからタネを貰えば、人口調整は意外とたやすいよね。もし増やす必要ができても、一人の男に対して、複数の女が産めばあっという間に人類は増える。だからミツバチ見たく、女性になるタネだけを選別して植える。

私が恐怖の大魔王だとしてやるとしたらそのどっちかかなぁ〜って、妄想したところ、人類を生かさず殺さず飼うのならば、やっぱり後者でしょと思った。
そして都市伝説的終末論が実現するとしたら、「あ!これからは男の身が危ないんじゃないか?」って思ったね....人口削減計画というよりも男性削減計画っていうのが実際あり得る話だと思った。そしてそれを1番やりやすい陰謀イベントっていうのが、戦争だよなぁ〜!!それは男だけ一気に減る。

だから、異性愛の男性の場合、これからは優秀な女性に選んでもらえる男性じゃないと、正直今後、男の未来はないと思うんだよね。こいつといるよりは一人でいた方が楽だって女におもわせる男はもう廃れていく。
そうすると風の時代の男らしさって、どういう風に変わっていくんだろうね。最近はこれも観測しがいのあるテーマだなぁって思ってる。

ホストじゃないけど結婚したいって思うなら女性っていう生き物をちゃんと知り尽くした男性の方が、ぜったい王手かけられるとは思う。学ばないで俺はモテる、っていうのは絶対ナシ!っていう時代が来るからね。

でね、コンサルタント目線では、女性の時代が来るっていうことは、女性の活躍を手助けする男がモテの要素になると、私的には睨んでる。
キングダムに出てくる男はね、みんな、昭和の男像なの。w
古き良き昔の男像。強くて荒くて欲深くて支配的で家柄の力を当たり前に使うそういう強いやつに選ばれる女が誉だった時代だよね。

でも風の時代で女性に選ばれる男はきっと違うよ。
優秀な女を育てる男だよね。そして、女の最大の理解者としていつもバックアップしてくれる男だよね。イクメンイクメンっていうけど、子供だけじゃないんだよね。キャリア女性の潜在能力を引き出して育てて勇気付けてくれるイクメンが、引っ張りだこ。これからはモテると思うんだ。
そういう男だった場合は、別に女側は収入は気にしない。二人で稼げばいいよねって女は納得できる。お金以上に私にはあなたが必要って思ってもらえる。
ある意味でキャリア女性の教祖になり得る男性かもしれないよね。(それはそれでいきすぎるとやばいかもだけど。w)

そしたら、これから女性にモテることを狙うなら、若い男はやっぱりコーチングやカウンセリングは学んどくスキルかもね。w

 キングダムは古き良き男の哀愁漂うすごく好きな作品だけど、やっぱり次世代のこれからは信タイプよりも育成能力のある政タイプなんだよな〜きっと。

テンちゃんには蒙恬の弟をお勧めしたいし、キョウカイちゃんにももっと働く女性をバックアップしてくれる女性的な感性の男性をお勧めする。
「とにかく、悪いこと言わないから、信だけはやめとけ〜!!!」

週末は酔っ払いながら、アニメキャラに実学アドバイスする私である。

































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