自己肯定を高める、4つの手順(その1)

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コラム
※この記事は前回の続きとなります。
ここだけ読んでも分かるように書いていますが
↓にも目を通していただくと、より理解が深まります。


自己肯定(感)は、毎日約50~100回検索されている言葉です。
マイナーな言葉だと0回が当たり前な中で
割と高い頻度で使われているのだと判断できます。

それほどまでに、多くの方が悩まされている問題なのだと
記事を書く際に改めて実感しました。

・自分を好きになれない
・誰も自分を好きなってはくれないと思う
・自分はいなくなった方がいい気がする
・なんでもネガティブに捉えてしまう
・とにかく生きるのがつらい…等

これに当てはまる方は、自己肯定感が低いです。

何もしないでいると、今の状態からは抜け出せません。

ただ、見方を変えると
自分への好感度が限りなく低いのであれば
それ以上は下がりようがないです。

何かあっても「やっぱり自分はダメだ」と
納得するだけになります。

ちなみに「自分をもっと嫌いになる!」という人は
実は、まだ自分を好き(肯定できている)
だったりします。
↑それはそれで、とても良い事です。

現在、もう底にたどり着いている状態なら
適切な方法で自己肯定の経験を積んでいければ
あとは上がっていくだけになります

簡単に解決できる問題ではないので
時間はかかります。

しかし諦めなければ、今よりも楽になれるのは
間違いないと言えるのです。

なぜ、4つの手順なのか

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「自己肯定感 高める」で検索すると
順番は特に決まっていなく、ランダムで対応策を
書き連ねている記事が多いです。

個人的には、その書き方だと
効果を実感できない人がいるのでは、と思っています。

どんなことでも、基本の手順は重要です。

慣れたり応用できるようなことならば
省略してもいい場合がありますが
製造物の場合は、間をすっ飛ばすと欠陥品ができます。

いかに順番が大切か
分かっている方は多いはずです。

手順に関しては、難しく考える必要はないので
「ダメでもともと」という気持ちで、やってみてくださいね。

①自分の肯定経験の受信アンテナを確認する

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高い場合は、この記事の情報は必要ないので
低いことを前提にしていきます。

自分のアンテナはどのくらい低いのかを、確認していきましょう。

前回も説明しましたが、良いとか悪いとかではなく
単なる性質だということを理解しておいてください。

自己診断テストをしてみて、当てはまる数が多ければ多いほど
アンテナが低い可能性が高いです。
 ※テスト項目は、HPS・サイコパス・発達障害診断の一部を
 ミックスした、完全オリジナルの内容です

①他人の機嫌の悪さを、すぐに察知できる
 (話さなくても、なんとなく分かる)

②危険なことや、他人の嫌な部分に意識が向くことが多い

③他人に興味がない、どうでもいいと思う

④「ありがとう」と言われても、感情が動かない

⑤他人の意見は、あまり参考にしない

⑥一度決めたことは、余程の事がなければ覆さない

どうでしたか?
この結果は、あくまで現時点のものです。

自己肯定感が高くなると、好循環が生まれて
受信アンテナも高くなる可能性があります。
なので、時々チェックしなおしてみると良いです。

各項目の解説していきます。
当てはまっている部分=自分の性質です。

①…敵意や悪意に敏感

②…警戒心が強い

③…共感性が低い

④…ポジティブにもネガティブにもなりにくい
 感情の起伏が平坦

⑤…周囲からの影響を受けにくい

⑥…思い込みが強い

「自分は○○の性質があって、アンテナが低いんだな」と
自覚して、受け入れることが大切です。

②肯定経験が少ない原因を理解する

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肯定経験は、自分の性質と周囲の環境(主に家庭)が
相互に関係し合っています

※肯定経験…「ここにいて良い」という安心を感じられること
 詳しくは、前回の記事をご参照ください。

組み合わせのパターンとして

1.アンテナ普通~高い & 虐待・肯定経験がとても少ない
2.アンテナ低い & 肯定経験あり
3.アンテナ低い & 肯定経験が少ない
4.アンテナ低い & 虐待・肯定経験がとても少ない

原因として
1.周囲の環境のみ
2.自分の性質のみ
3.4.両方

となります。

1.に当てはまる人が、自分の性質への対応をしても
  的外れになる
2.に当てはまる人が、周囲の環境への対応をしても
  的外れになる
3.特に4に当てはまる人は、両方への対応が必要で
 1.2と比べて改善に2倍以上の時間がかかると予測できる

原因が分かれば、適切な対応ができるようになるのが
お分かりいただけたと思います。

3.4の方に関しては、自分の立ち位置を理解していれば
目標を高く設定しすぎて「できなかった…」と
落ち込むリスクを減らせます。


長くなりましたので、③④は次の記事で書いていきます。
中途半端な所で切ってしまって、すみません。

ここまで読んで
「もっと話を聞いてみたい!」「これはどういうこと?」
「別の記事ではこんなこと言っていたから、違うんじゃない」
等の質問や意見がありましたら、遠慮なくメッセージください。
(同業者からのコメントも歓迎します)

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