周囲の人、特に家族とのコミュニケーションに
長い間、悩んできた。
「心の交流」「気持ちを理解し合う」「本当の思いを伝え合う」
そういったことができなかった。
私の家族は誰もその「やり方」を身につけていなかった。
表面上のことはいくらでも話すけれど、
「情緒」の部分がすっぽりと抜けていて、
意味のない・中身のない会話が繰り広げられていた。
「つながり」をどう築いていけばいいのか知らなかったのだ。
それは私のパートナーシップの築き方に
そのまま反映されていた。
パートナーと「心の交流」ができなかった。
「できる」か「できない」かの選択があったわけではなく、
「できない」の一択しかない世界で生きていた。
どうやったらパートナーと心が解け合うようなコミュニケーションが
とれるんだろう・・・・
そんなことを何度も思ったことがある。
ちなみに、パートナーの育った家庭も、私の育った家庭と似たような
コミュニケーションパターン(情緒が抜けている)を持っていた。
つまり、私たちは偏ったコミュニケーション方法しか知らない環境で
育ってしまった、ということ。
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今まで居たその「枠」から出たいと思った。
新たなコミュニケーション方法を学び、身につけ、
お互いの「心」を感じられるような、
そんなパートナーシップを進めていきたいと望んだ。
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今、その「やり方」が少しつかめてきたように感じている。
何でも話してね。
どんな内容の話でも最後まで聞くよ。
しっかり気持ちを受け止めるよ。
心を開いていこうね。
そんな意識を働かせて、日常の会話をとても大切に取り扱っていった。
少しずつ「心の感覚」が開いてきたように思う。
「情緒」の部分が顔を出し始めた。
乾燥地帯だった「情緒」が、うるおいを持ち始め、
土壌が整ってきているように思う。
種をまけるところまできたんじゃないかな?と喜びを感じられるし、
「もっと土壌を栄養たっぷりにしていこう!」とも思っている。
こんな毎日を積み重ねていけるであろうことに幸せを感じる。
長い間、「特別な何か」に憧れを抱いてきたから、
それとは真逆となるような、
「日常」「毎日」を「とても大切な基本」と
捉えられるようになったことは、
私にとって「本当に欲しかったモノ」をプレゼントしてもらえたようで、
心から感謝がわいてくる。