最近気になったニュース
最近ニュースを見ていて、
「あ、これはちょっと考えさせられるな」と思った話がありました。
それが、Netflixによるワーナー・ブラザースの買収のニュースです。
ワーナー・ブラザースといえば、
私が小学生の頃から映画を見ていると、
必ずといっていいほど名前を目にしていた会社です。
「あ、このロゴ見たことあるな」
「この映画、子どもの頃に観たな」
そんな作品をたくさん持っている会社が、
今回、Netflixに買収されるという話を聞いて、
正直、時代が変わったなと感じました。
なぜNetflixはワーナーを買収したのか
Netflixは、言うまでもなく
ネット配信プラットフォームとして非常に強い会社です。
ただ、近年は
動画配信業界そのものがかなり競争の激しい世界になっています。
その中でNetflixが目をつけたのが、
ワーナー・ブラザースが持つ「IP」、
つまり知的財産です。
ハリー・ポッターやDC作品など、
キャラクターや世界観そのものに価値があるコンテンツですね。
これらのIPは、
映画だけで終わらず
ドラマ、スピンオフ、グッズ、ゲームなど
横展開でビジネスが広がる
という特徴があります。
一度ヒットすれば、
何度も、長期間にわたって収益を生み続けることができる。
ここに、Netflixは大きな価値を見たのだと思います。
ワーナーはなぜ合意したのか
一方で、
ワーナー・ブラザースは非常に強力なIPを持っています。
それにもかかわらず、
今回のような買収に至った背景には、
配信競争の激化
巨額の投資・負債
自前で世界と戦い続ける難しさ
といった事情があったと考えられます。
「IPは強いが、それを最大限活かし続ける体力が厳しくなっていた」
そんな状況の中で、
IPを最も活かせる相手としてNetflixを選んだ
という見方もできると思います。
マーケティングの話に置き換えると
ここから少し、マーケティングの話になります。
マーケティング業界ではよく、
新規顧客の獲得コストは、
既存顧客の維持コストの約5倍かかる
と言われます。
新規獲得は、それだけお金も労力もかかる。
IPビジネスも、実はこれとよく似ています。
すでにファンがいるIPは、
認知がある
説明コストが低い
マーケティングコストも抑えられる
つまり、非常に効率の良いビジネスなんですね。
Netflixは、
配信という「安定して稼ぐ仕組み」を持ちながら
IPという「長期で利益を生む資産」を手に入れた
この組み合わせを完成させにいった、
そんな印象を受けました。
このニュースを見て思ったこと
今回のニュースを通じて感じたのは、
「どこが良い・悪い」という話ではなく、
時代そのものが大きく変わってきているということです。
どれだけ良いコンテンツや資産を持っていても、
どう活かすのか
どんな構造で回していくのか
そこまで含めて考えないと、
生き残れない時代になっている。
そんなことを改めて考えさせられるニュースでした。
以上、
最近気になったニュースについての一言でした。